カーリースの契約や審査の必要書類とは?法人の場合も解説
カーリースの契約に必要な書類や契約の流れ、準備すべきポイントを解説します。
車をお得に利用する方法として購入やレンタカーに加えカーリースが注目を集めていますが、初めて利用する方にとっては、どの書類を用意すればよいのか、どのように契約が進むのかが分かりにくいかもしれません。
本記事では、カーリース契約の基本的な流れや提出が求められる主な書類、契約時に押さえておきたい注意点について詳しく紹介します。
カーリースをスムーズに始めたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
【こちらも読まれています】
>カーリースはデメリットだらけ?契約前に知っておくべき注意点と向いている人
目次
カーリースの契約と審査とは?手順や流れを解説

まずは、カーリースの契約における手順や、カーリースの契約の流れについて以下の項目で説明します。
カーリースの契約に、一般的な車の購入の場合とは異なって審査があり、これについても解説します。
カーリースの審査を申し込む

カーリースを利用しようとする利用者は、リース会社に対して「審査」の申し込みをします。
一般的な車の購入などでは購入の申し込みですが、カーリースの場合にはそれとは異なり「審査」というステップが必要となるのです。
カーリースの契約というのは、車を購入して終わりではなく、契約者がリース会社に継続的に利用料金を支払って車を利用するという契約です。
リース会社としては契約期間中に安定して利用料金を支払ってくれるか、言い換えれば、支払いを続ける能力がある利用者であるかどうかを判定したいのです。
毎月の収入やさまざまな支払いの滞納の有無、ローン・借金の有無などを審査において精査し、契約を締結できるかどうかを判断するというわけです。
リース契約を締結する

リース会社による審査を通過したら、いよいよリース会社と契約を締結しますが、リース会社とリースに関わる契約書を取り交わすこととなるほか、必要な書類を持参・提出します。
この必要書類については、次の項目で詳しく解説します。
この契約書にはリース契約の方式や事故時の対応方法、車検の取り扱いやメンテナンスについての取り決めなどが含まれています。
単に署名・押印をするだけではなく、しっかりと契約内容を確認して契約をするということを意識する必要があるでしょう。
納車・利用を開始する

カーリースを利用する際はまずリースする車を決める必要があり、希望する車種やグレード、カラー、オプションなどをリース会社に伝え、在庫の有無や納期を確認します。
人気車種の場合は希望通りの仕様で用意できないケースや納車まで時間がかかるので、事前にしっかり相談して必要に応じて代替案を検討することが大切です。
車が納車されたら、いよいよカーリースの利用がスタートします。
契約内容や利用ルールを守りつつ、安心してカーライフを楽しみましょう。
契約終了後は車を返却などの処理を行う

リース契約は契約期間を定めて契約するため、契約期間が終了した後は車の扱いをどうするかという問題が生じます。
カーリース終了後の車の扱いはリース会社との契約内容で決定しますが、車を返却するケースか、あるいは買い取りをするなどの契約終了後の処理を行うこととなります。
カーリースで審査の際に必要な書類とは?

では、カーリースの審査における必要書類という点について解説しましょう。
契約を結ぶ際にはいろいろな書類が必要となるものですが、それはカーリースにおいても同様です。
カーリースの審査における必要書類は基本的に、「運転免許証」、「住民票の写し」、「印鑑登録証明書」、「車庫証明」、「契約書」などが挙げられます。
それぞれの書類の概要や、取得方法について詳しく以下に解説します。
運転免許証

カーリースの審査で必要となる書類の筆頭として挙げられるのが「運転免許証」ですが、運転免許証が手元にないという方はなかなかいないでしょう。
運転免許証は一般的な方法で取得し、有効期限の切れていない本人のものを用意してください。
契約の際には問題とならないこともありますが、運転免許証を作成したときから住所が変更されている際には、免許証の裏書きにより住所変更をしておくことが望ましいといえます。
このような手続きは、最寄りの警察署に現在の住所の記載のある住民票と免許証を持参すると変更してもらうことができます。
住民票の写し

現住所を確認するために、住民票の写しが必要となります
かつては住民票の写しを取得するには、現住所のある市役所や区役所の窓口まで直接出向いて申請する必要がありましたが、現在では手続きが大幅に簡略化されており、駅や公共施設に設置された証明書交付機を利用して発行できるケースも増えています。
さらに、マイナンバーカードを持っていれば、コンビニの端末を利用して住民票の写しを取得することも可能です。
コンビニ交付は便利ですが、利用時間に制限がある場合が多いため、思い立ったときにすぐ発行できるわけではありません。
余裕を持って手続きを進めることで、必要な書類が期日までに揃わないといったトラブルを防げます。
これらの便利な方法を活用しながら、早めに準備を進めることが大切です。
印鑑登録証明書

続いて必要なのが印鑑登録証明書ですが、日常で使う機会が少ないため聞き慣れない方も多いかもしれません。
主に不動産購入やローン契約、新車購入など重要な契約時に使用されます。
取得には自治体で印鑑登録を済ませた上で証明書を発行してもらう必要がありますが、すでに登録済みなら「印鑑登録証」を市役所や区役所に持参すれば発行可能です。
発行場所や手続き方法は自治体によって異なる場合があるため、事前に確認すると安心です。
なお、カーリース会社によっては住民票があれば印鑑登録証明書が不要な場合もあるので、必要かどうかは契約前にカーリース会社に確認しておきましょう。
車庫証明

そしてもう一つの書類は、「車庫証明」です。
車庫証明は主に自動車を購入する際に利用する書類であり、こちらも印鑑登録証明書と同様に、日常生活においては使用する機会は多くない書類です。
車庫証明がどのような書類であるか、申請方法はどのようなものかについては、次項で詳しく解説します。
契約書

契約書は、あらゆる契約を交わす際に必要となる書類です。
契約書というのは、契約において両者に争いが発生した場合や、契約内容に疑いが生じた場合の拠り所となる重要な書類なのですが、実のところ契約書を大切に扱っている人は少ない傾向にあり、契約が終わったら紛失してしまったというケースもないわけではありません。
契約が続く限り、契約書はお互いが原本と控えをそれぞれ保管しておくことが必要な書類であるため、契約書を交わした後は大切に保管し、契約内容に疑いが生じた際には内容をしっかりと確認する習慣をつけると良いでしょう。
カーリースの必要書類「車庫証明」の取得方法とは?

ここまでは、カーリースの契約において必要となる書類について解説してきました。
そのなかで、普段の生活ではなかなか申請したり使用したりする機会がない「車庫証明」について、より詳しく申請方法、申請のために必要な書類について解説します。
以下の解説をもとに、車庫証明の書類の内容や申請方法を確認しておきましょう。
【こちらも読まれています】
>軽自動車の購入時に車庫証明は必要?入手方法や費用について解説!
車庫証明とはどのような書類か?

まず、車庫証明とはどのような書類なのかについて説明します。
車庫証明とは、正式には「自動車保管場所証明書」と呼ばれ、自動車を保管するためのスペースが確保されていることを証明する書類です。
この書類は新たに自動車を購入したときだけでなく、所有者を変更する場合や車庫の場所を移動する際にも提出が必要です。
特に都市部などでは、路上駐車を防ぎ周辺環境の安全や秩序を保つために重要な役割を果たしています。
車庫証明を取得することで、法律に従って正しく車を保管していることを証明できるため、購入後のトラブル防止にもつながります。
自治体や警察署によって申請方法や必要書類が異なる場合があるため、事前に確認し、余裕を持って準備を進めることが大切です。
車庫証明の申請の方法と申請に必要な書類は?
車庫証明を取得するには、いくつかの条件を満たす必要があります。
車庫が本拠地から2キロ以内にあり、道路から出入りができて全体を収容できること、正当な使用権があることが条件です。
必要書類は「自動車保管場所証明申請書」「保管場所標章交付申請書」「所在図と配置図」、自己所有なら「保管場所使用権原疎明書面」、借りる場合は「保管場所使用承諾証明書」です。
書類がそろったら管轄の警察署で申請し、印鑑も忘れずに持参しましょう。
車庫証明が不要なケースとは?
車庫証明は基本的に自動車を所有する際に必要な書類ですが、地域によっては不要な場合もあります。
特に地方の一部地域では、交通量が少なく駐車スペースに余裕があるため、車庫証明が免除されているケースがあります。
このような地域では、申請手続きや必要書類の準備が省略できるため、初めて車を所有する方にとっては負担が軽減されるメリットがあります。
ただし、都市部や人口が集中している地域では基本的に車庫証明が必要となるため注意が必要です。
自分の住んでいる自治体が車庫証明の必要地域に該当するかどうかは、各自治体の公式サイトや窓口で確認できます。
申請前にしっかり調べておくことで、手続きに無駄な時間や労力をかけずに済むでしょう。
法人の場合のカーリースの必要書類とは?

ここまでは、カーリースの審査やカーリースの契約において必要な書類について一つずつ解説をしてきましたが、法人の場合にはどうなのでしょうか。
カーリースは法人も利用することができます。
法人がカーリースを利用する場合の必要書類について、以下の項目に解説します。
基本的な書類は同じ
法人がカーリースを契約する場合でも、基本的に必要な書類は個人とほとんど同じです。
契約名義人の免許証、住民票の写し、印鑑証明、車庫証明、契約書などがそろっていなければ契約手続きを進めることができません。
これらの書類は、契約者本人の身元や住所、車を保管する場所を証明するために必要とされます。
法人の場合も責任者や担当者が契約名義人になるケースが多く、書類の不備があると審査がスムーズに進まない可能性があります。
確実に契約を完了させるためには、書類を正確に準備し、必要に応じて事前にカーリース会社へ確認することが大切です
登記簿謄本・登記事項証明書が必要

法人がカーリースを利用する際には、追加で「登記簿謄本」または「登記事項証明書」が必要です。
これは法人の登記情報を記載した書類で、現在では電子データが主流となり「登記事項証明書」と呼ばれるのが一般的です。
この書類は法人が正式に登記され、実在していることを証明する役割を持ちます。
金融機関の口座開設や融資の申し込み、法人名義での契約時などに利用される書類です。
呼び方に違いはありますが、どちらも内容は同じものとして認識して問題ありません。
登記簿謄本・登記事項証明書を取得する方法は?

登記簿謄本・登記事項証明書が必要な場合には、車庫証明や住民票と同様に申請を行い、証明書を発行してもらう必要があります。
登記簿謄本・登記事項証明書は、法務局の窓口で申請をするか、郵送・オンラインでの申請のいずれかの方法で取得することができます。
登記簿謄本の申請は、法人の関係者でなくても所定の手数料を支払えば申請をすることができます。
法務局の窓口、郵送・オンラインいずれの申請でも、「登記事項証明書交付申請書」に記入し、法務局宛に提出します。
なお、以前は法人の住所地を管轄する法務局に申請する必要がありましたが、現在では全国どこの法務局に申請しても証明を受けることができます。
財務状況を確認するための決算書・確定申告書

法人がカーリースを契約する際には、会社の支払い能力を証明するために「決算書」の提出が求められることが一般的です。
具体的には、貸借対照表や損益計算書などが含まれた直近の決算書を用意する必要があります。
また、決算書だけでなく「確定申告書」の写しが必要になるケースもあります。
これは、会社が適切に納税を行っているか、実際の業績がどの程度かを確認するために利用されます。
審査をスムーズに進めるためにも、これらの財務書類は最新のものをすぐに提出できるよう準備しておくと良いでしょう。
業種によっては営業許可証が必要

事業を行うにあたって行政機関の許認可が必要な業種の場合、「営業許可証」の写しの提出を求められることがあります。
例えば、運送業、建設業、飲食業などがこれに該当します。
リース会社は、契約者が法令を遵守して事業を行っているか、事業の実態が確かなものかを確認するためにこれらの書類を利用します。
すべての法人に求められるわけではありませんが、許認可が必要な事業を行っている場合は、営業許可証も必要書類の一つとして手元に用意しておくことをおすすめします。
法人のカーリース審査で見られるポイントと対策

法人がカーリースを利用する際、書類を揃えるだけでなく、どのような点が審査されるのかを理解しておくことも重要です。
ここでは、法人の審査で見られる主なチェック項目と、通過するための対策について解説します。
【こちらも読まれています】
>カーリースの仕訳と勘定科目とは?マイカー契約時における経費処理の違いを解説!
事業の安定性や設立年数

審査において重視されるポイントの一つが、事業の安定性です。
特に、会社が設立されてからどのくらいの期間が経過しているかを示す「設立年数」は重要な指標となります。
一般的に、設立から数年以上経過し、事業を継続的に行っている企業は信頼性が高いと判断されやすい傾向にあります。
一方で、設立直後の法人は実績が少ないため、審査が慎重に行われることがあります。
設立間もない場合は、事業計画書を提出するなどして、今後の事業の見通しや収益性をアピールすることが大切です。
売上高や負債などの財務状況

提出した決算書をもとに、会社の売上高や利益などの財務状況が詳しくチェックされます。
リース料金を契約期間中ずっと支払い続ける能力があるかどうかが焦点となるため、安定した利益が出ているかが重要視されます。
赤字決算や債務超過の状態である場合、支払い能力に懸念があると判断され、審査に通らない可能性があります。
ただし、一時的な赤字である場合や、将来的な回復が見込める場合は、その根拠を説明することで審査を通過できることもあります。
また、借入金などの負債残高も確認されるため、財務状況を健全に保つことが重要です。
代表者の信用情報

法人の契約であっても、代表者個人の信用情報が審査の対象になることが一般的です。
特に中小企業や設立間もない法人の場合、代表者の個人の信用力が会社の信用として見られることが多いためです。
代表者が過去にクレジットカードの支払いを滞納していたり、債務整理を行っていたりすると、法人の業績が良くても審査に影響を及ぼす可能性があります。
代表者が連帯保証人となるケースも多いため、法人としての実績だけでなく、代表者個人の信用情報にも問題がないか確認しておく必要があります。
審査に通りやすくするためのコツ
審査をスムーズに通過するためには、申告内容に虚偽がないよう正確に記載することが大前提です。
事業内容や財務状況を正しく伝えることで、リース会社からの信頼を得ることができます。
また、もし他社からの借入や未払いの負債がある場合は、可能な限り返済してから申し込むと良いでしょう。
負債を減らすことで、支払い能力に余裕があると判断されやすくなります。
カーリースには節税などのメリットがありますが、審査に通らなければ利用できません。
事前に自社の状況を把握し、必要な対策を講じておくことが大切です。
【こちらも読まれています】
>カーリースであればブラックでもOK?ブラックリスト掲載者が審査通過のポイントと注意点を徹底解説
まとめ
この記事では、カーリース契約時に必要な書類とその内容について解説しました。
基本的な必要書類は、契約書のほかに運転免許証、住民票の写し、印鑑登録証明書、車庫証明です。
法人の場合は、これらに加えて登記簿謄本や登記事項証明書が必要になるケースがあります。
証明書の申請方法や取得場所は書類によって異なるため、準備には余裕を持つことが大切です。
必要書類はカーリース会社によって異なる場合があるので、事前に確認し、漏れがないよう用意を進めましょう。
この記事の監修者
ディープラス編集部
- ディープラス編集部について
- ディープラスは、カーリース専門店として豊富な実績を持ち、お客様に最適なカーリースプランを提供しています。ディープラスマガジンでは専門知識を活かし、カーリースの仕組みやお得な活用法、その他おクルマに関するお得な情報について分かりやすく解説します。
- 記事一覧はこちら









