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新車サブスクにデメリットはあるの?デメリットの解決策もご紹介!

新車サブスクにデメリットはあるの?デメリットの解決策もご紹介!

2024.03.01

新車サブスクは、初期費用などの経済的な負担を抑えて車に乗れるという理由から、近年高い人気を誇ってます。

そんな新車サブスクですが、不安を感じる方も少なくありません。
なぜなら、「デメリットだらけ」「やめておいたほうがいい」という声もあるからです。

そこで本記事では、新車サブスクのメリットやデメリット、デメリットの解決策について解説します。

新車のサブスクの利用を検討している方は、やめるべきポイントなどを抑えてぜひ参考にしてみてください。

新車サブスクとは

ここでは、新車サブスクと購入やリースの違い、費用について解説します。

新車サブスクをご検討中の方はぜひこの記事を参考にご検討頂ければと思います

新車サブスクって何?

新車サブスクとは、車両本体価格や自賠責保険料、車に関わる税金などを含めて、契約期間中は月額料金を支払うことで、好きな車を借りられるサービスです。

また、プランやカーリース会社によっては、車検をはじめとしたメンテナンス費用も含まれています。

契約手続きは販売店まで出向いて対面で行う必要がなくネット上で完結させられることが多いため、数分で契約が完了します。

リース会社から車を借りていることになるため、基本的には契約終了時に車を返却しなければなりません。

新車のサブスクについてはこちら

新車のサブスクとカーローンとの違い

新車のサブスクとカーローンの大きな違いは、費用のかかり方や車の使用における制約です。

新車サブスクの場合は、初期費用なし手放すまで定額制で車に乗り続けることができる一方で、購入には初期費用が必要であり、ローンの返済の他に維持費などがかかります。

また、新車サブスクには走行距離やカスタマイズに関する制約があるため、自由にカーラーフを楽しめない方もいるでしょう。

カーリースとカーローンの違いはこちら

レンタカーとカーシェアリングとの違い

レンタカーは時間単位または日数単位で契約し、店舗に出向いて車を借りて利用します。
借りる車種や時間に応じた料金を支払う・ガソリンを満タンにして返却する場合、その給油代金が別途必要です。
決めた時間内に返却する必要があり、遅れると追加費用がかかる・繁忙期は乗りたい車に空きがない可能性がある・店舗などへ車を取りに行く必要があります。
レンタカーは、目的や人数に合わせて車種を選べて、利用の都度さまざまな車を試すことができます。

またカーシェアリングは会員登録した複数の利用者が、レンタルステーションにある車を共同で使用します。
初期費用(入会金)が必要・月額基本料に加えて、利用した時間や距離に応じた料金を支払う・ガソリン代は利用料金に含まれているので不要です。
各種税金や保険、車検などの維持費が不要・予約に空きがあれば24時間いつでも利用できる・10分程度の利用も可能です。

所定のスポットに車を取りに行くカーシェアリングは10分程度からでも利用できるため、毎日あるいは長時間車が必要なわけではないけれど、週や月に何度か乗る機会があるという方に向いています。

ただマイカー感覚でストレスなく乗りたい方には不向きといえるでしょう。

カーリースとカーシェアの違いについてはこちら

新車サブスクと購入の費用面の比較

新車サブスクと購入は、費用面ではどれくらい差があるのかを乗り始めた時にかかる費用とメンテナンス費用で比較してみましょう。

なお、車は車両本体価格が179万8,000円のトヨタヤリスクロスのエントリーグレード「XBパッケージ」のオプションなし、新車のサブスクの契約期間は5年、購入はフルローン60回払いでシミュレーションを行います。

カーリースと新車購入の違いはこちら

乗り始め時にかかる費用

新車のサブスクと購入の乗り始め時にかかる費用は、以下のとおりです。

項目新車のサブスク新車の購入
月々の支払い額/ローン返済額37,890円40,052円
自動車税20,300円
自動車重量税36,900円
環境性能割44,100円
自賠責保険料27,770円
その他(登録手数料、リサイクル料金など)63,180円
総額37,890円23万2,302円

新車のサブスクの場合は、車に関わる税金や自賠責保険料、登録手数料などがすべて月額料金に含まれているため、乗り始め時にまとまった費用が必要ありません。

一方で、新車の購入は高額な初期費用がかかります。

乗り始め時にかかる上記の初期費用は、ローンに含められないため、現金で一括で支払わなければならず、まとまった費用がなければ購入は難しいでしょう。

メンテナンスにかかる費用

メンテナンスにかかる費用は、以下のとおりです。

項目新車のサブスク新車の購入
月々の支払額/ローンの返済額37,890円37,100円
自動車税30,500円/年
自動車重量税24,600円
自賠責保険料20,610円
車検費用−(プランによる)40,000円
メンテナンス費用−(プランによる)10,000円/年
法定12ヶ月点検−(プランによる)15,000円/回
任意保険料5,000円/月5,000円/月
その他(ガソリン代、駐車場代など)15,000円/月15,000円/月

なお、車検は民間の整備工場で車検を受け、オイルとエレメント交換を行った場合の目安、メンテンナンス費用は5年でオイル、ブレーキパッド、バッテリーなどの交換を行った場合の総額を1年で分割した金額を目安としています。

新車のサブスクの維持費は月額のリース料に加えて、任意保険料に加入した場合の保険料とガソリン代などで年間20,000円程度です。

一方、購入の場合は車検や法定12カ月点検がある時期など、年によって異なりますが、初期費用23万2,302円に加えて高額な維持費がかかります。

新車サブスクのメリット

新車サブスクのメリットは、以下のとおりです。

  • 初期費用が不要
  • 家計管理がしやす
  • 新車に乗り続けられる
  • 面倒な手続きが不要

それぞれのメリットについて解説します。

初期費用が不要

車を購入する場合、ローンを組むとしても購入時には各種税金や自賠責保険料、登録諸費用などの初期費用がかかります。

頭金を適用する場合も、ある程度まとまった資金が必要です。

その点、車のサブスクは、購入時の諸費用も含めた総額を契約月数で分割した月額定額制のため、初期費用なしで利用できます。

頭金も不要なので、貯金が少なくてもすぐに新車に乗れる点が魅力です。

家計管理がしやすい

車を所有するには、初期費用だけでなく、税金や車検費用、自賠責保険料などの維持費もかかります。

車を購入した場合には、毎月、毎年かかるお金は一定ではなく、自動車税を支払わなければならない月や車検がある年は通常より出費が増え、大きな負担となる可能性もあるでしょう。

一方、新車のサブスクは月額料金に税金や車検費用、自賠責保険料などが含まれているため、税金を支払わなければならない月や車検のある年でも常に一定額を支払えば済むのです。

車関連の大きな出費がなくなり、コスパよく家計管理がしやすくなるでしょう。

新車に乗り続けられる

新車サブスクは契約期間が定められており、1年や2年などの短期契約も可能です。

カーライフを楽しみたい方の中には、常に最新機能を搭載した車や最新モデルの車に乗りたいという方もいるでしょう。

新車サブスクであれば、契約終了時に車を返却して、乗り換える際に再リースを契約を組むことで、常に最新機能を搭載した車、最新モデルの車に乗ることが可能です。

車を購入した場合には、廃車や売却手続きの費用や乗り換えの度に初期費用がかかりますが、新車のサブスクなら新車の乗り換えのハードルが低いといえます。

面倒な手続きが不要

車を購入する場合は、店舗で相談し、ローン契約の内容を決めて、ローン審査を行い、新車登録などの手続き代行を依頼するなどのさまざまな手続きが必要です。

そのため、ディーラーや販売店へ何度も出向かなければならず、手間や時間がかかります。

忙しい方であれば、契約完了までにかなりの日数がかかってしまうことが予想できるでしょう。

一方、新車サブスクは車選びから契約完了までネットや郵送のみで手続きが完了します。

オンラインであれば、時間や場所を問わず、自分の好きなタイミングで手続きができ、忙しい方も店舗へ足を運ぶのが面倒な方も手軽に新車手配ができるでしょう。

※リース会社により異なる場合があります

新車サブスクのデメリット

新車サブスクにはメリットだけでなく、デメリットも存在します。

新車サブスクのデメリットは、以下のとおりです。

  • 制限が多い
  • 走行距離の制限
  • カスタムは原則不可
  • 中途解約が困難
  • 追加で支払いが必要な場合もある
  • 自分の資産にならない

それぞれのデメリットについて解説します。

制限が多い

新車サブスクには、さまざまな制限があることがデメリットだと感じる方もいるでしょう。

新車サブスクには、以下の3つの制限があります。

  • 走行距離の制限
  • カスタムは原則不可
  • 中途解約が困難

それぞれの制限について解説します。

走行距離の制限

新車サブスクには、走行距離の上限が設けられています。

カーリース会社によって走行距離の制限は変わることがありますが、基本的にはを1カ月あたり1,000~2,000km程度です。

万一、設定されている走行距離を超過した場合には、その分の追加料金が発生します。

そのため、頻繁に車を利用する方や遠方によく出かける方は、走行距離の制限を気にして利用しなくてはならないでしょう。

カーリースの走行距離制限はこちら

カスタムは原則不可

新車サブスクはカーリース会社に料金を支払い、契約期間中は車を借りている状態になります。

車の使用者はユーザーですが、所有者はカーリース会社であり、自分の所有物ではありません。

車を返却することを前提としているため、改造やカスタムは基本的に禁止されています。

ただし、ホイールの交換や加工不要でネジ止めなどのみで取り付けが可能なアクセサリーパーツを取り付けるなどのちょっとしたドレスアップや社外品の装着であれば認められているカーリース会社もあります。

どの程度までカスタムが制限されているのかは、カーリース会社によって異なるため、カーリース会社の規約やルールに従って利用しなければなりません。

万一、カーリース会社の規約やルールを破って、改造やカスタマイズを行うと、原状回復費用が発生して契約が途中で打ち切られてしまったり、買取が必要になったりする可能性があるでしょう。

カーリースのカスタムについてはこちら

中途解約が困難

新車のサブスクの月額料金は、支払総額を契約月数で割って算出されます。中途解約をすると、本来支払うべき費用を払いきらずに終了することになるため、原則として中途解約や契約期間中の解契約内容の変更は認められていません。

もし契約期間やむをえず中に途解約したり、契約内容を変更したりする場合には、残りの契約期間に応じた料金を違約金として支払う必要が発生し出てきます。

車のサブスクは数年単位で契約するケースがほとんど、事故などで全損して車に乗れなくなってしまったり、転勤や引っ越しにより利用継続ライフスタイルの変化などで車が難しい場合でも、基本的不要には違約金を支払わなければなりません。

カーリースの中途解約についてはこちら

追加で支払いが必要な場合もある

新車サブスクの契約内容によっては、追加で支払いが必要な場合もあります。

新車サブスクの契約形態は、残価を設けるオープンエンド方式と、残価を設けないクローズドエンド方式の2つです。

残価とは、新車サブスク契約時に決める契約終了時に想定される車の査定額つまり価値のことで、残価を高く設定し、月額料金を抑えて新車サブスクを利用したり、車の市場価値が下がったりすると、契約終了時に費用が発生することがあります。

また、車に傷やへこみができた場合には、残価が当初よりも低くなってしまため、契約者が差額を支払わなければなりません。

カーリース返却時の追加費用はこちら

自分の資産にならない

新車のサブスクは、あくまで一定期間カーリース会社から車を借りるサービスです。

契約終了時には車を返却しなければならないため、最終的に自分の資産にはなりません。

原状回復義務も発生しますし、これまで乗っていた車を下取りに出して乗換え資金にあてることもできないのです。

購入車のように気兼ねなく自由に車を使いたい方にとっては、これらの制約や返却義務は非常にデメリットに感じられるでしょう。

購入するより費用がかさむケースもある

車をローンで購入する場合、支払う総額は車両本体価格と利息です。

一方、車のサブスクの総額は、残価を差し引いた車両本体価格に、契約期間分の各種税金や自賠責保険料、手数料などの諸費用も含んでいます。

そのため車のサブスクでは、車種や契約内容によっては支払総額が購入する場合の総額を上回るケースもあるのです。

ただし、購入の場合は税金や保険料、諸費用の支払いが別途必要となるため、最終的な総額が高くなるのはどちらなのかは、それら諸費用の金額を総合して見てみないと正確な判断は難しいでしょう。

新車サブスクのデメリットの解決策

新車サブスクにおけるデメリットの多くは、基本的にサービスやプラン選びの仕方次第でカバーすることが可能です。

デメリットを対処しつつ、自分の状況に合った車のサブスク選びができれば、車を購入するよりもお得に新車に乗り続けられるでしょう。

ここでは、新車のサブスクのデメリットの解決策について解説します。

走行距離の制限のないプランを選択する

カーリース会社には、走行距離の制限のないプランもあります。

そのため、頻繁に車を利用したり、普段の走行距離が長い方は、走行距離制限のないプランを選択すると、走行距離を気にして車に乗る必要がなくなり、超過料金を請求されることもありません。

オプションを利用する

メーカーやディーラーのオプションを自由に選べるオプションを利用することで、カスタマイズできないという不満を解消することができます。

メーカーやディーラーのオプションは豊富にあるため、自分の思い通りの車に近づけることができるでしょう。

契約期間の選択肢の多いサブスクを利用する

中途解約のリスクを減らすには、引っ越しや転勤などのあらゆるリスクを考慮して車に乗る年数を検討し、それに合わせて契約する必要があります。

契約期間の選択肢の多いサブスクであれば、ライフプランに合わせた期間を選びやすくなるでしょう。

もし、契約時にどのくらいの期間車が必要かわからない場合には、短期間で契約し、必要に応じて延長や再契約を結ぶのがおすすめです。

クローズドエンド方式を選択する

新車サブスクの契約形態を残価設定なしのクローズドエンド方式にすることで、契約終了時の追加料金の発生を避けることができます。

一定の金額のみで最後まで利用でき、万一車の市場価格が下がっても追加料金の支払いが発生しません。

車をもらえるサービスを利用する

新車サブスクには、契約終了時にそのまま車をもらえるオプションがあります。

そのまま車を受け取れるオプションをつければ、返却する必要がなく、現状回復しなくてもよいため、自由にカスタマイズを楽しむことが可能です。

もらえるカーリースはこちら

もらえるカーリースのデメリットはこちら

原状回復費用をカバーできるサブスクを選択する

新車サブスクは、車の返却時に原状回復が求められます。

微細な傷であれば追加費用の心配はありませんが、傷やへこみ、カスタマイズなどした際には追加料金が発生するため、原状回復費用をカバーできるプランを選択しておくと安心です。

ただし、原状回復費用をカバーできるプランを用意している新車サブスクはまだ少ないため、契約前にきちんと確認しておきましょう。

残価精算不要の契約プランを選ぶ

車の返却時における残価精算の有無は、契約方式によって異なります。

残価精算が発生するのは「オープンエンド方式」、残価精算が発生しないのは「クローズドエンド方式」です。

残価精算が不安な場合は、クローズドエンド方式を採用している車のサブスクを選ぶことをおすすめします。

オープンエンド方式よりも月額料金が割高になる傾向はあるのですが、契約当初より車の市場価値が下がった場合でも、残価の差による追加請求が契約満了時に発生しないため、最後まで安心して利用できるでしょう。

オープンエンド方式では月額料金が安い傾向があるが残価精算で高額請求をされる可能性があり、クローズドエンド方式はオープンエンド方式よりも月額料金が高めだが残価精算がなくて安心です。

自分に見合ったプランを選んで納得のサブスク生活を

車のサブスクのデメリットは、サービスやプランの選び方次第で回避できます。

デメリットを抑えられるサブスク選びを意識しつつ、自分が車のサブスクに向いているかどうかも踏まえて、総合的に判断することをおすすめします。

判断材料のひとつとして、まずは気軽に「お試し審査」を受けてみるのもいいでしょう。

車種やプランは後からじっくり検討できるので、予算やこだわりに合わせた利用もしやすくなります。

まとめ

新車サブスクは、月額料金を払ってカーリース会社から車を借りられるサービスです。

新車サブスクは月々支払う金額が一定で、初期費用がいらないなどのメリットがある一方で、さまざまなデメリットが指摘されています。

しかし、デメリットはサービスやプラン選びの仕方次第でカバーすることができます。

会社選びとプラン選びを慎重に行い、カーライフを楽しみましょう!

ディープラスでは、契約前でも「仮審査」を受けることができます。審査結果が出た後でも、車種やプランの検討や、購入する場合との比較も可能なので、まずは気軽に試してみましょう!

この記事の監修者

監修者
ディープラス編集部
ディープラス編集部について
ディープラスは、カーリース専門店として豊富な実績を持ち、お客様に最適なカーリースプランを提供しています。ディープラスマガジンでは専門知識を活かし、カーリースの仕組みやお得な活用法、その他おクルマに関するお得な情報について分かりやすく解説します。
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