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カーリースとサブスクの違いはあるの?カーリースのメリットをまとめました!


カーリースとサブスクの違いはあるの?カーリースのメリットをまとめました!

「最近よく耳にするカーリースと車のサブスクはどう違うの?」や「カーリースのメリットは?」など、こういった疑問をお持ちではないでしょうか。

この記事を読めばこれらの疑問が解決します。

カーリースとサブスクの違いなどを解説していますのでぜひご覧ください。

リースとサブスクの違いとは?

カーリースとは、車に関することだと言うことはニュアンスから容易に想像がつくかと思いますが、そもそもリース、サブスクとはどういったサービスなのでしょうか?

リースとは?

リース(Lease)は、物や資産を一定期間、一定の条件で借りる契約のことを指します。

元々リースは海外で発展を遂げ、1963年に日本へと上陸を果たしました。

日本では主に法人向けに展開されている事業となり、重機や商業車などに対しリース契約を結ぶことで所有権はリース会社にあるため固定資産の対象外となるメリットがありました。

リース対象物のリース期間中は、利用者は自由に使用できますが、所有権は所有者にあります。

期間が終了したら、通常はリース会社に返却します。

リースの条件は契約によって異なりますが、通常はリース期間、月々の支払額、オプションの有無、返却時の状態の取り決めなどが含まれます。

リース対象物はパソコンやコピー機などの情報機器や、フォークリフトや車などの輸送用機器など多岐に渡ります。

サブスクとは?

サブスクとは、サブスクリプションの略称です。

サブスクリプションは、定期的な支払いを行い、その代わりに特定のサービスやコンテンツへのアクセス権を得る契約のことを指します。

車の他に、映画やドラマなどのVOD(ビデオ・オン・デマンド)や毎月お花がランダムで届くサブスクなどあらゆる分野でサービスが始まっています。

結論、大きな違いはない!

呼称が異なるものの、決定的な違いはありません。

どちらも月々の料金を支払うといった点は同じです。

カーリース(サブスク)とよく似ている「カーリース」「カーシェア」との違いは?

友達と料理をシェアするというように、シェア(share)とはひとつのものを複数人で共有することをいいます。

これらを踏まえるとカーシェアリングとは、特定の車両を利用し合うことです。

カーリースは基本、契約者本人が管理し使いたいときに使えるため、カーシェアリングとは全く別物の仕組みです。

ここで改めて両者の違いを簡潔に説明します。

カーリース(サブスク)カーシェアリング
車の利用者主に契約者本人複数の利用者が同じ車を共有
契約期間長期間(通常、数年)短期間(数時間から数日)
料金体系月々のリース料金利用時間や距離により変動
利用方法制限なし事前予約制
保険の費用負担一部、リース会社任意保険は契約者本人運営会社
メンテナンスの費用負担会社により異なる運営会社
制約の有無過走行は追加料金なし

改めて表にすると、似て非なるものだと感じるかと思います。

カーシェアリングは、一般的に以下のようなメリットとデメリットがあります。

カーシェアリングのメリット5選

今回のテーマから少し逸れますが、カーシェアリングについて簡単に触れたいと思います。

もちろんカーリースがおすすめなことは承知の上でカーシェアリングのメリットを簡潔に解説します。

①コスト削減に繋がる

車を所有するよりも、必要なときだけ車を利用できるため、燃料費や駐車場代などのランニングコストが削減できます。

②環境に優しい

複数の型が同じ車を利用することで車の所有台数が削減されるので結果、環境に配慮した交通手段といえます。

③利便性に優れている

シェアリングサービスは都市部や交通の便が良い地域で広く利用でき、近隣の車を手軽に利用できます。

④駐車場のストレス軽減

シェアリングサービスの場合、車を所有しないため、駐車場の確保や駐車違反の心配がありません。

⑤車のメンテナンスが不要

車のメンテナンスや修理の手配が不要で、シェアリングサービス提供者が車の管理を行います。

カーシェアリングのデメリット

①利用可能エリアの限定

シェアリングサービスは一部の都市や地域で提供されており、利用可能エリアが限られている場合があります。

②予約が必要

利用する際に事前予約が必要で、急に利用したいと思っていても難しい場合があります。

③一時的な車両の不足

需要が高い場合、特にピーク時には利用可能な車が限られることがあります。

④特定の条件やルールの遵守

利用者は一定の条件やルール(例: 運転免許証の所持、運転経験のあることなど)を遵守する必要があります。

⑤予期せぬ状況への対応

予期せぬ事態(例: 車の故障、事故)に対処する手段や責任の分担が明確でない場合があります。

カーリース(サブスク)のメリット3選

カーリースは購入やカーシェアなど他のサービスにはない魅力がたくさんあります。

ここでは、資金面など代表的なメリット3つをご紹介します。

①初期費用なしで新車に乗れる

車を購入する際、車両本体価格とは別に諸経費がかかります。

大きく4つに分類することができます。

  • 車両本体の価格:車そのものの費用
  • 法定費用:自動車税や自賠責保険料など
  • 諸費用:車庫証明費用や希望ナンバープレート費用
  • 代行費用:ディーラーに支払う手数料

一般的に初期費用は平均、車両価格の10%〜20%ほどかかると言われています。

例えば車両価格300万円とした場合、初期費用で30万円〜60万円ほど支払う必要があるということです。

しかしカーリースの場合、全て月額料金に含まれているため購入時のハードルを下げることができます。

②車検代やメンテナンス費用込みのため定額で車に乗れる

カーリース会社は、「車検代やメンテナンス費用を含む維持費が込みでこの価格!」と謳っています。

実はカーリースは維持費が月々の支払額に含まれていることが多く、突発的な出費を抑えることができるのです。

また、一部リース会社ではメンテナンスパックと称されるプランが用意されています。

車を所有すると必ず必要になってくる車検代やメンテナンスなど「面倒なことは全てプロにお任せしたい」方におすすめなフルパッケージから、なるべく費用を抑えつつも最低限、自動車税が含まれたシンプルパッケージまでユーザーのニーズに合わせた多種多様なプランが用意されています。

③レンタカーに該当しないので、通常ナンバーとなる

普段何気なく目にするナンバープレートのひらがなにはきちんとした意味があります。

事業用車や自家用車、そしてレンタカー車によって使うべきひらがなが決められており、外観から判別できるようになっています。

レンタカーは「わ」や「れ」が使われていることは知られていますが、カーリース(車のサブスク)はレンタカーとは違うのでナンバーにレンタカーを表すひらがなが割り当てられることはありません。

よって外観からリース車と気づくことは不可能だと言えます。

カーリース(サブスク)を利用する時の注意点

カーリースの会社によってプランや条件は大きく異なります。

そこで初めて利用する場合に注意しておくべき点を3つご紹介します。

①ボーナス払いの有無

カーリース最大のメリットは月々の支払いが一定で急な出費を抑えられるところです。

ボーナス払いを併用することでその分、毎月の支払い額を抑えることができる一方で、通常年2回のボーナス月は毎月の支払いに加え、追加で増額する必要があり出費が嵩むことになります。

ちなみにボーナスは勤め先の業績やその他要因で支給の有無が決まります。

過去の収入が比較的安定し、毎年ボーナスの支給があり今後も見込める上に月々の支払いを少しでも抑えたい方はボーナス払いをおすすめします。

一方で上記とは正反対となる過去の収入に波があり安定しない方やボーナスの支給に不安要素が残る方はボーナス払いはおすすめしません。

ボーナス払い有での契約をし、後からボーナス払いを取り消すことは原則できません。

契約後の内容変更はできないので、契約を結ぶ前に再度よく考えてみましょう。

なおカーリース会社によってはボーナス払いの選択肢がそもそも無い場合があります。

②取扱い車種が豊富か

基本的に取り扱う車種が多いカーリース会社を選ぶことをおすすめします。

ラインナップが多いということは車の価格帯が広がるため予算を元に取捨選択することが可能になります。

さらに取り扱う車種が多いということは、利用者が多いことが予想されるので一括仕入れによるコスト削減となり、その分を利用者に還元してくれることでしょう。

カーリース(サブスク)がおすすめな人

カーリースについてメリットや注意点を解説しましたが、これらを踏まえてカーリースの利用をおすすめする方はこんな方です。

①初期費用がない方

車を購入するとき、諸費用と呼ばれるお金がかかります。

例えば頭金や法定費用などがあり、一般的には数十万円程度準備する必要があります。

しかしカーリースであれば月々の支払いに全て含まれているので、一切不要です。

カーリースは通常、車を購入するよりも初期費用が低くなる場合がありますが、長期的には総費用が高くなることがあります。

貯金がない場合、カーリースは手頃な初期費用で車を利用できる選択肢となる場合がありますが、月々の支払いを続ける必要があります。

購入と比較して、長期的なコストや所有権の違いを考慮し、自分の状況に最適な選択を検討することが重要です。

②毎月定額で維持したい方

カーリース最大のメリットは月々の支払いが一定になるところです。

もしカーリースを利用せずに購入を選択した場合、毎年の自動車税はもちろん、隔年には自動車重量税や自賠責保険料、そして車検代が家計を圧迫してしまいます。

しかしカーリースであれば、これらがすべて月額料金に含まれているため、急な出費に備える心配がいりません。

さらに支払いのために外出する時間や手間なども必要ないので、別の作業に時間を割くことができます。

車にかかる費用が数年先まで見通しが立つので家計管理を容易にしたい方、納税など複雑な手続きや時間を少しでも削りたい方などにおすすめです。

③定期的に車を乗り換えたい方

カーリースは契約満了後に4つの選択肢を与えられるケースが多いです。

  • 新しい車に乗り換える
  • 同じ車に乗り続ける
  • 車を買い取る
  • 車を返却する

カーリースを利用する方で最も多くの方が、カーリース契約後に新しい車に乗り換える選択を行うかと思います。

ですが、常に新しい車を好む方にとっては良い選択肢といえます。

例えば車両価格が300万円とし、残価額が100万円となれば、契約満了時に新しい車に乗り換える訳ですが、残価分の100万円を支払いせずに乗り換えることができます。

また車を購入した場合、数年で新車に乗り換える方は少ないと思いますが、カーリースであればそのハードルが極端に低くなり数年に1回の頻度で新車に乗り換えることが可能になります。

購入とカーリース(サブスク)の料金シミュレーション

みなさんが気になるであろう、購入した場合とカーリースを組んだ場合の総支払額について簡易シミュレーションをしてみたいと思います。

ホンダN-BOX Gグレード5年契約と仮定

購入D-Plusのカーリース
頭金0円不要
月々の支払3万円~
(ローン会社の金利によって異なります。)
1万2000円~
軽自動車税1万800円(毎年)不要
法定車検費用2万7430円(新車登録から3年後、以降2年に1回)不要
車検基本料5万円(新車登録から3年後、以降2年に1回)
(車検実施場所によって異なります。)
不要
メンテナンス費1万円~

契約期間中の税金やメンテナンス費用が含まれているので、購入ローンなどと比較すると割高に感じる方もいらっしゃると思いますが、リースは残価を設定しますのでその分が差し引かれます。

そのため実際の月々は割高にはなりません。

設定残価はリースアップ時の売却予定価格ですので、月々払いでは、人気車種に絞って高い残価を設定しているので、安い月々払いがD-Plusでは実現出来ています。

まとめ

今回はカーリースとサブスクの違いについて解説しました。

車に限らず、最近よく耳にする「サブスク」と「リース」について、両者に大きな違いはありません。カーリースのメリットは

①初期費用がいらないこと

②定額で乗れること

③希望ナンバーにできることです。

また、カーリースがおすすめな方も詳しく紹介していますので、この記事を参考にしてカーリースを利用してみてください。

この記事の監修者

dp_staff