カーリース期間は5年と7年が定番!最短や最長は?1年未満で契約できる?
車を利用する手段にはいくつかの選択肢がありますが、その中でもカーリースは期間を定めて月額料金だけで利用できるという便利な契約方法です。
とはいえ、カーリースを利用したことがない方や、カーリースの利用に慣れていない方は、契約期間をどのように選べば良いのかわからないという方も珍しくないでしょう。
この記事では、カーリースの契約期間の選び方や、期間を選ぶ際のポイントについて解説します。
カーリースの期間と料金の考え方
まずは、カーリースという契約における、期間と料金の考え方について整理してみましょう。
カーリースは車を「借りて」利用するという方法をとりますが、レンタカーなどとは料金の決まり方が異なります。
基本的な料金の考え方について、この項目で解説します。
カーリースの契約の基本の考え方と仕組み
カーリースとはそもそもどのような契約なのかというと、車体本体の価格を算出した後に、契約終了時にその車に残っている価値=残価を引いた金額を算出し、それを契約期間で割ることによって月額料金を決め、利用者はその月額料金を支払って車を利用していくという方法となります。
この意味では、カーリースという契約における月額料金は、車両本体価格を「分割払い」しているのと似た感覚になります。
しかし、いわゆるマイカーローンなどのように頭金は必要なく、また分割払い手数料・金利などを必要としない点が異なります。
カーリースは契約期間で料金が変わる!
先の項目で解説したように、カーリースは車両本体価格から残価を引いた額を、契約期間で割るという仕組みで月額料金を算出します。
このような仕組みから考えると、仮に同じ車両本体価格の車で比べると、必然的に契約期間によって一回あたりの料金の支払いが変わるということを意味しています。
つまり、同じ金額を長期間で払う場合には一回あたりの料金は安くなり、短期間で払う場合には一回あたりの料金が高くなるというのが大原則であると考えると良いでしょう。
短期間と長期間で料金はどのように変わる?
基本的には、先の項目で解説したようにカーリースの料金は、同じ料金の場合短期間であるほど一回あたりの料金は高く、長期間であるほど料金は安くなると考えて良いでしょう。
ただし、必ずしもそのように単純に決められないケースもあります。
一般にカーリースというのは1年以上の長期間にわたる契約期間をベースとしており、新車など車両価格が高い車の料金を、1年以上の期間を使って分割して支払っていくという契約の考え方となります。
一方で、短期間となるカーリースの契約は、新車のカーリースと比べると車両価格が安いということを示しており、これには中古車も含まれているケースが多いといえます。
カーリースの期間はどのように選べば良い?
では、いろいろなパターンがあるカーリースの契約期間について、利用者はどのように契約期間を選ぶのが良いのでしょうか。
ここからは、契約期間の選び方について解説します。
1~3年の契約がおすすめの方
まず、カーリースという契約方法の中では「短期」に該当する、1〜3年の契約がおすすめの方について解説します。
短期契約がおすすめの利用者というのは、次々と違う車に乗りたいというケースです。
一般的な車におけるフルモデルチェンジは4〜6年毎に行われることが多いため、1〜3年であれば十分に最新モデルに乗り換えることができます。
乗り換えをしたいという考えにはいろいろな理由があるでしょうが、たとえば最新のモデルに乗りたいという場合には、新車を扱う短期カーリースを契約する必要があります。
短期契約でのカーリースのメリットとしては、契約期間中の車検が必要ない、または少ないことや、契約期間の途中でカーリースが必要なくなり、解約をしなければならないという状況に直面するリスクが低いことも挙げられるでしょう。
一方で、先に解説したように、短期契約は契約期間の短さから、月額料金の高さが主なデメリットとなります。
また、中古車の短期カーリースの場合には、乗り換えをしても最新モデルに乗ることは難しいといえます。
カーリースの1年契約はこちら
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カーリースの3年契約はこちら
5~7年の契約がおすすめの方
次に、カーリースにおいては比較的一般的なプランとなる「長期」、つまり5~7年の契約期間がおすすめの方について解説します。
長期契約の最大のメリットは、新車に乗ることができること、そして、契約期間が長いことによる月額料金の安さがメリットであるといえます。
新車を手頃な月額料金で利用できるということはカーリースの大きなメリットのひとつであり、いち早く新車に乗り続けたいという方には、長期契約がおすすめです。
また、利用頻度が高く通勤や送り迎えなど毎日のように利用しているというケースでも長期契約がおすすめです。
適切な車検をカーリース会社からの通知によって受けることができ、何度も契約更新をする煩わしさから解放されるためです。
一方、長期契約にもデメリットがあり、長い契約期間の間にカーリースが必要なくなってしまった場合に中途解約のリスクが発生することや、契約期間内はリース契約の変更などもできないなどの点が挙げられます。
目的とライフプランに合わせた契約期間を選ぼう
ここまで解説してきた内容でもわかるように、カーリースの契約において契約期間を決めるための要素は、必ずしも月額料金だけではありません。
どのような目的でカーリースという契約を利用しようとしているのか、また、自分のライフプランに合わせた契約期間を選択するのが適切です。
たとえば、子どもの送り迎えに利用しようとしているとしても、まもなく卒業・卒園を迎える子どもであるのなら、カーリースはそれに合わせた期間の契約を選ぶのが効率的です。
カーリースの契約期間でおすすめの期間は?
カーリースの利用目的が、ある程度継続的な利用を想定したもので、マイカーのように利用したいと考えているのであれば、やはり月額料金の安さなどのカーリースのメリットを最大に受けられる長期間の契約がおすすめです。
ディープラスでは、7年間の契約期間で月々定額5,000円から利用できる「ディープラスの月々払い」をご用意しております。
車両代以外にも、自動車税7年間、車検代2回分、メンテナンス、自賠責、フロアマットなども含まれており、車を購入するよりもお得に車を活用できるプランとなっておりますので、カーリースを検討している際には、ぜひ「ディープラスの月々払い」をご検討ください。
カーリースは1年未満の期間で契約できる?
さて、ここまでの解説では、基本的にカーリースの契約は5〜7年程度の長期間の契約がベースであり、短期間の契約でも1〜3年と、年単位の契約となることを解説しました。
しかし、カーリースの契約においては、短期間での契約もできます。
以下には、1年未満の契約期間でカーリースの契約ができるのかについて解説します。
短期カーリースを提供しているリース会社はある
長期間の契約を基本とするカーリースという契約の形ですが、カーリース会社によっては1ヶ月だけ、半年だけといった短期間だけ利用できるカーリースの契約プランというものもあります。
短期間のみカーリースを利用するということが決まっており、それ以上の期間は間違いなく利用しないという場合には、短期間のカーリースを選ぶという選択肢もあるのです。
短期カーリースのメリット
1年未満の短期カーリースを利用するメリットとしては、車を購入したときの煩雑な手続きなどがなく、諸費用を含めた月額料金だけで車を利用できるという点、本当に必要な期間だけ車に乗れるという点、そして、日単位・時間単位での利用が想定されるレンタカーなどよりは費用を抑えつつ車を利用することができるなどの点が挙げられるでしょう。
短期カーリースのデメリット
一方で、短期カーリースにはデメリットもあります。
まず、短期間に限ってマイカーのように使える短期カーリースですが、カーリース契約には一般的に走行距離制限があります。
この走行距離制限を超過してしまうと、超過料金を請求されるケースもあるので注意が必要でしょう。
また、長期間のカーリースと比較すると月額料金が高額になりがちという点は先に指摘したとおりですが、それとは別に、短期カーリースに限っては初期費用として、保証金が必要となるケースが多いこともデメリットのひとつといえるでしょう。
マンスリーレンタカーと短期カーリースの違い
月単位での利用をする方法として、短期カーリースの他に「マンスリーレンタカー」という選択肢もあります。
マンスリーレンタカーはその名のとおり、通常は日単位・時間単位で利用するレンタカーを、月単位で利用するという契約です。
このような契約の内容を見ると、短期カーリースとマンスリーレンタカーはよく似ているように見えますが、マンスリーレンタカーはあくまでレンタカーであるため、たとえば利用月数が長くなると短期カーリースと比較して割高になります。
またナンバーがレンタカーであることを示す「わ」「れ」などのナンバーとなることに注意が必要です。
カーリースの期間を選ぶ際のポイント
ここからは、カーリースの期間を選ぶ際のポイントについて解説します。
カーリースの期間は、実際にカーリースを利用したことがある利用者でなければなかなか感覚がつかめないかもしれません。
しかし、車を使う目的や用途、頻度、ライフプランなどを検討することで、ある程度適切な契約期間を導き出すことができます。
以下のようなポイントを参考に、カーリースの期間を検討してみてください。
転職・結婚などのライフプランの変化
カーリースという契約は、契約期間を定めて車を利用する契約方法です。
このような性質から、契約期間途中での解約を基本的に認めていません。
仮に中途解約ということになった場合には、違約金を請求される場合や、残りの契約期間の料金を一括で支払わなければならないなどの義務を課せられるケースがあります。
このような点で注意が必要なのが、ライフプランの変化です。
たとえば仕事への通勤のために利用する目的でカーリースの契約を検討しているとしても、数ヶ月後に転職を予定しており通勤経路や通勤方法が変わるというケースもあるでしょう。
また、結婚や引っ越し、学校の卒業などのライフイベントによって車の利用有無が変わることもあります。
カーリースは最短でも数ヶ月、長期間であれば数年となることを見越し、自分に起こるライフプランの変化を踏まえて契約期間を判断するようにしましょう。
車の用途・頻度などの乗り方
車の用途や頻度など、「乗り方」も考慮する必要があります。
たとえば通勤や通学、日常の買い物に使うという場合には、やはり車の利用頻度は高くなります。
このような日常的な利用は、引っ越しなどによって生活スタイルが変わらない限り続いていくことが見込まれます。
そのような場合には、5〜7年の長期間の契約にしたほうが、月額料金の面で割安となる可能性が高いといえるでしょう。
一方、週末のレジャーのみで車を利用するというようなケースで、運転頻度が極めて低いというようなケースでは、状況に応じて本当にカーリースが良いのか、単発でレンタカーを借りるほうが効率的なのかなども合わせて検討するのが良いでしょう。
車を乗り換えたいタイミング
同じ車に長く乗り続けると、もちろんその車の運転に慣れてくるというメリットがありますが、やはり車を乗り換えると気分も一新することができ、嬉しい気持ちで車に乗ることができるというケースもあるでしょう。
カーリースの期間を決める際に、「◯年ごとに新しい車に乗ることができる」という考え方を加えると、カーリース期間の選択をしやすくなるケースもあります。
車のフルモデルチェンジのサイクルに合わせた契約期間を選んでカーリースを契約するという利用者も決して少なくありません。
カーリースの契約期間は途中で変更ができない
カーリースは、月額料金だけで車を利用できるお得な契約方法です。
しかしその反面、契約期間を遵守することが求められ、途中解約や途中での変更は基本的に認められません。
このようなことから、契約期間を決める際には、途中変更や途中解約の必要性が生じないように契約期間を決める必要があります。
しかし、途中解約を警戒して短期カーリースを選ぶことは、月額料金が高くなってしまうデメリットもあります。
マイカーのように車を利用したい、利用頻度が比較的高く、今後数年間にわたって大きな生活環境の変化が予想されないという場合には、7年など長期間のカーリースを選択するのが結果的に最もお得な選択肢となるケースも多いでしょう。
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まとめ
この記事では、カーリースの契約期間について、長期間・短期間の契約期間それぞれのメリット・デメリットについて解説しました。
カーリースは契約期間の長短によって、金額を含め様々な違いがあります。
カーリースの契約期間を検討する際には、この記事で解説した内容を参考に、自身のライフイベントや車の使い方などを考えた上で、カーリースの契約期間を決定すると良いでしょう。
この記事の監修者
ctn-magazine
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