営業時間:AM10:00~PM19:00
定休日:火曜日・水曜日

店舗情報

カーリースは80歳以上でも可能?高齢者の年齢制限や審査のポイント

カーリースは80歳以上でも可能?高齢者の年齢制限や審査のポイント

高齢になると、新車購入の資金面や、将来の免許返納などを考えて車の乗り換えに悩むことがあります。


そうした中、月々定額で新車に乗れるカーリースは高齢者にとっても魅力的な選択肢ですが、多くの方が「年齢制限」について不安を感じるかもしれません。

この記事では、80歳以上の高齢の方がカーリースを契約できるのか、年齢制限の現状や審査で重視されるポイント、利用する際の注意点について解説します。

80歳以上でもカーリースは契約できる?年齢制限の現状

結論から言うと、80歳以上の方が契約できるカーリース会社は存在します。


しかし、多くのカーリース会社では申し込み可能な年齢に上限を設けており、一般的には75歳までとしているケースが主流です。

一方で、中には「年齢制限なし」と明記している会社や、申し込み者の収入や健康状態などを個別に判断し、75歳以上でも契約可能な場合があります。


そのため、年齢を理由に諦めるのではなく、高齢者でも利用できるプランを探してみることが重要です。

カーリースに年齢制限が設定されている2つの理由

月々安い料金で新車に乗れるカーリースは便利なサービスですが、多くの会社で年齢制限が設けられています。


これには明確な理由があり、主に契約者の「支払い能力」と「事故のリスク」という2つの観点から判断されています。


なぜ年齢が契約の可否に関わるのか、その背景を理解することで、審査に向けてどのような準備が必要かが見えてきます。

ここでは、カーリース会社が年齢制限を設けている具体的な理由について解説します。

安定した支払い能力があるか慎重に判断されるため

カーリースは、数年間という長期にわたって月額料金を支払い続ける契約です。


そのため、リース会社は契約者が契約満了まで安定して支払いを行えるかを最重要視します。

高齢者の場合、主な収入源が年金となるケースが多く、現役世代と比較すると収入が限定的と見なされることがあります。


リース会社としては、料金が未払いになるリスクを避けるため、長期的な支払い能力をより慎重に審査します。


この支払い能力を判断する要素の一つとして、年齢が考慮されるため、審査が厳しくなる傾向があります。

運転能力の低下による事故のリスクを考慮しているため

加齢に伴う身体機能の変化は、運転能力に影響を与える可能性があります。


視力や判断力、反射神経などが低下することで、事故を起こすリスクが高まるとリース会社は考えます。


カーリースの車両はリース会社の所有物であるため、事故によって車の価値が大きく下がってしまうことは、会社にとって直接的な損失につながります。

特に契約期間が2年や4年といった長期にわたる場合、その期間中の事故発生の可能性を考慮し、リスクを回避する目的で申し込み年齢に上限を設定しているのです。

80歳以上の高齢者がカーリースを利用する2つのメリット

年齢による審査のハードルはありますが、それをクリアすれば80歳以上の高齢者がカーリースを利用するメリットは数多く存在します。


特に、まとまった資金を準備する必要がなく、煩わしい手続きから解放される点は大きな魅力です。

これは、免許を取得したばかりの18歳19歳20歳といった若い世代が初期費用を抑えたいと考えるのと同様に、高齢者にとっても経済的・精神的な負担を軽減する利点となります。


ここでは、具体的なメリットを2つ紹介します。

【こちらも読まれています】

新車カーリースは安い??カーリースを徹底解説!

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: de-plusnetto-1536x907-1-1024x605.png

頭金や初期費用なしで新車に乗り始められる

自動車を購入する際には、車両本体価格のほかに、登録諸費用や税金といったさまざまな初期費用がかかり、まとまった資金が必要になります。


しかし、カーリースは頭金不要のプランが多く、契約時に大きなお金を用意する必要がありません。


月々定められた一定の料金を支払うだけで、すぐに新車に乗り始めることが可能です。


これにより、貯蓄を大きく切り崩すことなく、手元に資金を残したままカーライフを始められます。


急な出費を避けたい高齢者にとって、この点は経済的な安心感につながります。

車検や税金の支払いでまとまった出費の心配がない

車を所有していると、定期的に訪れる車検や毎年支払う自動車税など、その都度まとまった費用が発生します。


これらの支払いは家計にとって大きな負担となりがちですが、カーリースでは多くの場合、これらの費用が月額料金に含まれています。

そのため、車検時期が近づくたびに費用の心配をしたり、税金の納付手続きに手間取ったりする必要がありません。


毎月の支払額が一定であるため家計の管理が容易になり、車の維持に関する金銭的な不安や煩わしさから解放されます。

ディープラスのカーリースは頭金なし!税金もメンテ代も月々コミコミ

80歳以上の方がカーリース審査で押さえておくべき3つのポイント

80歳以上の方がカーリースの審査に申し込む際、事前にいくつかのポイントを押さえて準備しておくことが、契約への道をスムーズにします。


リース会社が特に重視するのは、契約期間中にわたって安定的に料金を支払えるかという点です。


その信頼性を証明するために、「安定した収入源」「過去の信用情報」「支払い能力のある連帯保証人」の3点が重要な鍵となります。

これらの要素をしっかりと固めておくことで、審査通過の可能性を高めることが期待できます。

安定した収入源を証明できるか

審査において最も重要視されるのは、継続して安定した収入があることです。


高齢者の場合、公的年金が主な収入源となることが多いですが、年金も定期的な収入として認められます。


審査の際には、年金証書や年金の振込通知書など、受給額を客観的に証明できる書類を準備しておくとスムーズです。

年金収入に加えて、不動産からの家賃収入や個人年金など他の収入源があれば、それらも併せて申告することで、支払い能力をより高く評価してもらえる可能性があります。


月々のリース料金を十分に支払える収入があることを明確に示すことが大切です。

過去のローン返済などで信用情報に傷がないか

カーリースの審査では、信用情報機関に記録されている個人の金融取引履歴、信用情報が確認されます。


これには、過去のローンやクレジットカードの返済状況などが含まれます。


もし過去に支払いの長期延滞や債務整理などの金融事故を起こしていると、信用情報に問題があると判断され、審査を通過することは非常に難しくなります。

逆に、これまできちんと期日通りに支払いを行ってきた実績は、返済能力に対する信頼性を高める要素となります。


誠実な取引履歴は、審査における強力なアピールポイントです。

【こちらも読まれています】

カーリースには審査がある?審査内容や通るためのポイントを解説

カーリースであればブラックでもOK?ブラックリスト掲載者が審査通過のポイントと注意点を徹底解説

支払い能力のある連帯保証人を準備できるか

本人の収入や年齢だけでは審査基準を満たすのが難しいと判断された場合でも、連帯保証人を立てることで契約が可能になるケースがあります。


連帯保証人とは、契約者本人が何らかの理由で支払えなくなった際に、代わって支払い義務を負う人のことです。


一般的には、安定した収入のある子どもや孫などの親族に依頼します。

連帯保証人にも契約者本人と同様の審査が行われるため、定期収入があり信用情報に問題のない人を選ぶ必要があります。


高齢者の契約では連帯保証人を求められることが多いため、事前に相談して内諾を得ておくとよいでしょう。

契約前に要確認!80歳以上のカーリース利用における注意点

カーリースの審査を無事に通過しても、契約を結ぶ前には確認しておくべき大切な点がいくつかあります。


特に高齢者の場合、将来の健康状態の変化や免許返納の可能性なども考慮に入れる必要があります。


契約内容を十分に理解しないまま手続きを進めてしまうと、後から「こんなはずではなかった」という事態になりかねません。

ここでは、契約後のトラブルを避けるために特に重要な「中途解約」「契約満了時の年齢」「任意保険」に関する注意点を解説します。

【こちらも読まれています】

カーリースはデメリットだらけ?契約前に知っておくべき注意点と向いている人

原則として契約期間の途中で解約はできない

カーリースは、契約時に定めた期間乗り続けることを前提としたサービスのため、原則として契約期間中の解約はできません。


>もし病気や免許返納といったやむを得ない事情で車が不要になり解約を申し出た場合、高額な違約金や残りの期間のリース料金に相当する金額を一括で請求されるのが一般的です。

高齢者の場合、ご自身の健康状態やライフプランを考慮し、無理のない契約期間を設定することが極めて重要です。


一部には中途解約に対応したプランもあるため、万一の事態に備えて契約条件を事前にしっかり確認することが求められます。

契約満了時の年齢が上限を超えていないか

カーリース会社によっては、申し込み時の年齢だけでなく、契約が満了する時点での年齢にも上限を設けていることがあります。


例えば、申し込み上限が80歳でも、契約満了時の年齢上限が80歳と定められている場合、5年契約を希望するなら75歳までに申し込む必要があります。

申し込みたいプランの契約年数と、契約満了時のご自身の年齢をあらかじめ計算し、リース会社の規定する上限年齢に収まるかを確認しなければなりません。


この点は見落としやすい部分なので、問い合わせるなどして契約前に明確にしておくことが大切です。

任意保険は自分で加入する必要がある

カーリースの月額料金には、自動車税や重量税、法律で加入が義務付けられている自賠責保険料は含まれていることがほとんどです。


しかし、対物事故や自身のケガなどを補償する任意保険は、料金に含まれておらず、別途自分で加入手続きを行う必要があります。

自賠責保険だけでは万が一の事故の際に補償が不十分なため、任意保険への加入は必須と考えるべきです。


高齢者は保険料が割高になる傾向があるため、月々のリース料金に加えて任意保険料の負担も念頭に置き、全体の資金計画を立てることが重要になります。

もしカーリースの審査に通らなかった場合の対処法

慎重に準備を進めても、カーリースの審査に通らないこともあり得ます。


しかし、一度断られたからといって、車を持つことを完全に諦める必要はありません。


リース会社によって審査の基準は異なるため、一つの結果が全てではないのです。


審査に通過しなかった場合に試せる、具体的な対処法がいくつか存在します。

ここでは、状況を打開するための選択肢として、家族名義での契約や、別のカーリース会社への申し込みについて解説します。

家族名義での契約を検討する

ご自身の名義で審査に通らなかった場合の有効な手段の一つが、安定した収入のあるご家族に契約者となってもらう方法です。


例えば、子どもや孫に契約者として申し込んでもらい、実際に車を利用する運転者としてご自身を登録することで、カーリースを利用できる可能性があります。

ただし、この方法を実行するには、契約者となるご家族の理解と協力が不可欠です。


また、リース会社によっては契約者と主な運転者が異なることを認めていなかったり、運転者の年齢にも制限を設けていたりする場合があるため、事前に規約をよく確認する必要があります。

審査基準が異なる他のカーリース会社に申し込む

カーリースの審査基準は全社共通ではなく、会社ごとに独自の基準で審査を行っています。


信販会社を通さずに自社で審査を行う「自社審査」のカーリース会社は、比較的審査に柔軟な傾向があると言われています。


また、高齢者の利用を想定したプランを用意している会社や、明確な年齢制限を設けていない会社も探せば見つかります。


一社で断られても、別の会社であれば契約できる可能性は十分にあります。

ただし、短期間に複数の会社へ立て続けに申し込むと、信用情報にその履歴が残り、かえって審査に不利になる場合もあるため注意が必要です。

【こちらも読まれています】

自社ローンとは?審査通過のポイントや選択肢を紹介!

まとめ

80歳以上でもカーリースを契約することは可能ですが、多くの会社では75歳前後を年齢の上限としているのが実情です。


審査においては、年金などの安定した収入源の証明、過去の支払いにおける良好な信用情報が重要となり、状況によっては連帯保証人が求められます。

カーリースには初期費用が不要で月々の維持費が平準化されるメリットがある一方、原則として中途解約ができない点や、契約満了時の年齢制限、任意保険へは別途加入が必要な点に注意が必要です。


もし審査に通らなかった場合でも、家族名義での契約や、審査基準が異なる他のリース会社への申し込みという対処法が考えられます。

ディープラスでは、来店前でも「仮審査」を受けることができます。審査結果が出た後でも、車種やプランの検討や、購入する場合との比較も可能なので、まずは気軽に試してみましょう!


この記事の監修者

監修者
ディープラス編集部
ディープラス編集部について
ディープラスは、カーリース専門店として豊富な実績を持ち、お客様に最適なカーリースプランを提供しています。ディープラスマガジンでは専門知識を活かし、カーリースの仕組みやお得な活用法、その他おクルマに関するお得な情報について分かりやすく解説します。
記事一覧はこちら