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カーリースはデメリットだらけって本当?正しく理解してカーリースを利用しよう!


カーリースはデメリットだらけって本当?正しく理解してカーリースを利用しよう!

カーリースはデメリットだらけと言われる理由には、割高感や利用時の制限、中途解約に伴う違約金の発生などが挙げられます。

一方でカーリースを利用することで得られるメリットも少なくありません。
そこでこの記事ではカーリースはデメリットだらけとされる理由や利用時のメリット、カーリースの利用が向いていないのはどういった方なのか、といった点について解説します。カーリースの利用を検討している方向けの内容となっているため、ぜひ参考にしてください。

カーリースにデメリットが多いと感じる原因とは?デメリットを減らす方法や回避する方法についても解説!

ここではなぜカーリースにデメリットが多いと感じるのか、その主な原因とそのデメリットにどのように対処すればいいのか解説します。
カーリースの利用を検討しているものの、デメリットが気になっている方向けのテーマとなっているため、ぜひ参考にしてください。

車を購入するより割高に感じてしまう

カーリースを利用する時に、車を購入するよりも割高に感じてしまう方は多いのではないでしょうか。
この割高感が、デメリットが多く感じられる原因の1つとなっています。

では、なぜ割高に感じられるのかというと、これは購入する場合とカーリースを利用する場合で料金体系に違いがあるためです。

例えば、自動車ローンを利用して車を購入する場合、車両の本体価格を借り入れることとなります。
また、借入金の返済は利息を加えた金額を3年や5年といった借入期間に応じて行います。

一方でカーリースの場合、残価を差し引いた車両本体価格に加え、契約期間に応じた各種税金や手数料の支払いが発生し、その総額を契約期間で分割して支払う点が特徴です。
カーリースの場合契約期間は7年や9年と長期になる傾向にあります。

つまり、カーリースは、車両本体価格+αの費用が発生することに加え、支払い期間も購入よりも長期になるケースが多いことから割高に感じられてしまうのです。

対処方法

カーリースが割高に感じられる場合、自動車の購入とカーリースとで具体的にどのくらいのお金がかかるのか算出することが大切です。
一見すると割高に見えても、計算するとカーリースの方が安かった、となる可能性は十分にあるでしょう。

また、自動車の購入の場合、自動車税や車検といった各種費用が定期的に必要となるため、その都度まとまったお金を用意する必要があります。

一方のカーリースはそれらの諸費用は全て月額料金に含まれているため、コストを計算しやすいと考えることもできます。

走行距離など制限が多い

カーリースは、契約期間を終えると車を返却しなければならないため、さまざまな制限があります。

例えば、走行距離が決められているケースもあり、場合によっては制限があるために行きたい場所に行くのを我慢してしまうといった事態になる可能性もあるでしょう。

また、車によってはペット不可のケースもあります。
このような場合、ペットと一緒にドライブに出かけるといったことができません。

なぜこのような制限があるのかというと、カーリースの場合、返却された車を中古車として販売するほか、レンタカーとして再利用するためです。
再利用する際に車の価値が下がっているとビジネスに支障をきたす恐れがあるため、制限を設けて一定以上の価値をキープできるようにしています。

対処方法

カーリースによっては、契約満了後に使用していた車をそのままもらえるケースもあります。
そのような車であれば、走行距離やペット不可と言った制限を気にする必要もないため、自分の好きなように車が使えるでしょう。

中途解約をすると違約金が発生する

カーリースは、事前に決めた契約期間を踏まえて月額料金を算出しているため、契約期間中の中途解約は基本的に認められていません。

また、中途解約ができるとしても違約金が発生します。
カーリースを利用している最中に生活環境が変わり車が必要なくなる、事故にあって車が走行不可能になるといった理由から中途解約を希望する方もいるかもしれませんが、違約金が発生する点に注意しなければなりません。

対処方法

まず、違約金の発生はカーリース特有のものではないということを理解しておきましょう。例えば自動車ローンを使って車を購入した場合でも、車が事故などによって走行不可能になったとしても残債が消えるわけではありません。
この点を理解しておくとカーリースだけがデメリットだらけとはならないでしょう。

また、違約金額を少しでも抑えるのであれば、契約年数を適切なものに設定すること、任意保険に加入し、違約金特約をつけるといった対処法ができます。

契約の途中でボーナス払いをやめることができない

カーリースではボーナス払いを利用できますが、契約途中でこれをやめることは原則できません。

ボーナス払いを利用すれば、人気車種を月額1万円台や数千円と格安で利用できます。
しかし、ボーナスが支給されるときに大きな支払いが発生することとなるため、ボーナスの大半をカーリースの支払いに充てなければならないとなる可能性もあるでしょう。

また、会社の業績によってはボーナスが支払われないケースもありますが、そのようなときでもお金を工面しなければならないなどリスクも伴います。

ボーナスのたびに大きな出費が発生する、ボーナスが支払われないリスクを抱えながら車を利用することとなる、契約途中でボーナス払いをやめられないといった点から、カーリースはデメリットが多いと考える方もいます。

対処方法

カーリースの場合、契約期間の途中で支払い方法を変更することはできないため、ボーナス払いに対する対処法は、契約前に慎重に検討するしかありません。
自分の勤務先はボーナスを安定して支払ってくれそうか、万が一ボーナスが支給されなかったときでもお金を工面できそうかといった点を考慮しながら検討しましょう。

契約終了後に費用が発生するケースがある

カーリースの場合、残価設定があるため、車両価格自体は購入するよりも安くなります。
しかし、リース会社によっては契約終了時に残価を精算しなければならないケースもあり、車の価値が想定していた残価を下回っていると、その差額を契約者が支払わなければなりません。
そのため、車を返却する際に大きな出費が発生する可能性があります。

対処方法

契約終了時に残価の差額の精算が必要となるのはオープンエンドと呼ばれるタイプのカーリースです。
クローズドエンドと呼ばれるカーリースであれば、最後まで定額で支払うことができるため、契約終了時の費用負担を回避したい方は、クローズドエンドのカーリースを利用しましょう。

車をカスタマイズすることができない

カーリースは、契約終了後にもビジネスで使用されることから、原則として車をカスタマイズすることはできません。
そのため車が好きで、カスタムを楽しみたい方、自分だけの快適な車内空間を作りたい方などにとってはデメリットとなるでしょう。

対処方法

カスタマイズの中でも、ETCの取り付けやアルミホイールへの交換など、一部に関しては自由に行うことができます。
また、先ほど説明した、契約終了後に買取ができるタイプのカーリースであれば、返却する必要がないため、カスタマイズをすることができるでしょう。

カーリースを利用する上で避けられないデメリットとは?

ここまではカーリースがデメリットだらけとされる理由とその対処法について解説しました。
ここまで取り上げたものは対処法がありましたが、ここから取り上げるデメリットはカーリースを利用するうえでは避けられないものです。
どういったデメリットがあるのか参考にしてください。

カーリースには審査がある

カーリースの利用にあたっては審査があり、それを通過しなければ契約を結ぶことはできません。そのため、例えば他社からの多額の借り入れがある、過去に借り入れの返済が滞ったことがあると言った経験があると審査が厳しくなる恐れがあります。

ただし、カーリースの場合、車両の本体価格を抑えられることやお金ではなく車を貸し出すサービスであることなどからローン審査よりも難易度は低いとされています。

事故による修理費用は利用者負担となる

カーリースの利用料金には、各種諸費用も含まれていますが、事故を起こしたときの修理費用は含まれていないため、利用者が負担することとなります。
ただし、この点に関しては自動車を購入する場合でも同じであるため、自動車を運転するうえではある程度仕方がないと考えることもできます。

修理費用の負担を少しでも抑えたい場合は、車両保険付きの任意保険に加入することをおすすめします。
任意保険は各社からさまざまな商品が展開されているため、内容を比較しながら自分に適したものを選ぶようにしてください。

実はメリットだらけのカーリース?多くの方に支持されている理由とは?

ここまでは主にカーリースのデメリットについて解説してきましたが、ここからはメリットを紹介します。
カーリースはデメリットがある一方で、さまざまなメリットもあります。
そのため、カーリースに興味のある方は、ここで取り上げるメリット・デメリットの双方を踏まえたうえで利用するかどうかを検討してみてください。

頭金や初期費用を用意する必要がない

自動車を購入する場合、頭金をはじめとして各種初期費用が発生しますが、カーリースの場合それらを用意する必要がありません。

購入の場合、車両本体の頭金や登録にかかる各種税金や諸費用など初期費用だけでも数十万円単位のお金がかかります。
一方でカーリースはそれらの費用が発生しないため、車を持ちたいものの、初期費用を支払うだけの余裕がないといった人でも車を所有することができるでしょう。

車にかかる費用が毎月定額

カーリースに関しては、毎月支払う費用が定額であるため、出費を計算しやすいという特徴があります。
自動車を購入する場合、メンテナンスなどにかかる維持費が月にどれくらいかかるのかなかなか読めないといったケースは少なくないでしょう。
また、定期的に訪れる車検や税金の支払いに数万円、十数万円単位のお金が必要になることもあります。

カーリースの場合、最初に決めた金額を毎月支払うこととなるため、時々大きな出費が必要になるといったことはありません。
また、メンテナンス費用込みのプランもあるため、維持費も明確にすることができます。

WEBでの申し込みが可能

カーリースの契約はWEBで全て完結することができます。
購入する場合、店舗を訪れて担当者と何度も打ち合わせをする必要があるため、納車までに時間がかかるケースが少なくありません。
店舗に行くことが手間となるだけでなく、すぐに車に乗りたい方にとってはデメリットとなるでしょう。

一方で、カーリースによってはWEB申し込みのみで住むケースが多く、比較的短期間で契約を結ぶことができます。

法人や個人事業主であれば経費として計上できる

 企業や個人事業主がカーリースを利用する場合、経費として計上することができます。
車に関する費用を計上する場合、通常であれば勘定項目に応じて分類したうえで書類に記入しなければならず、担当者にとっては手間となります。
例えば、車検にかかった費用を租税公課と自賠責保険料の損害保険料としてそれぞれ計上するといったイメージです。

一方で、カーリースであれば車にかかる費用は毎月支払う月額料金のみであるため、リース料としてまとめて計上することができます。
計算にかかる手間を省略できれば、人件費の削減にもつなげられるため、大きなメリットとなるでしょう。

選択できる車種がさまざま

カーリースでは、さまざまな車種を扱っているため、自分が希望する車に乗ることも難しくありません。
例えば、レンタカーやカーシェアでも車に乗ることはできますが、ほかの方が利用していて、選べないといったケースは珍しくないでしょう。
カーリースであれば、選択肢が豊富であることはもちろん、国産車の現行モデルを新車で選ぶことも可能です。

カーリースを利用するとデメリットだらけになる方

ここではカーリースを利用するとデメリットだらけになってしまうのは、どういった方なのか解説します。
カーリースにも向き不向きがあるため、自分に適しているのかどうかチェックしてみてください。

生活環境が不意に変わる方

カーリースは、生活環境が変わる可能性のある方には向いていません。
これはカーリースは基本的に途中での解約ができないためです。
例えば転勤の可能性がある方の場合、転勤先が車をあまり使わない場所となる可能性があります。
車を使う機会が少ないにも関わらず、毎月料金を支払うのはもったいないため、カーリースの利用は向いていないといえます。

自身で車のメンテナンスができる方

自分で車のメンテナンスができる方や自分でメンテナンスをしたい方にも、カーリースは向いていません。
これは、多くのカーリースでは、車のメンテナンス費用も含まれているため、自分でできる・自分でしたい方にとっては無駄な出費となってしまいます。

車を一括で購入できる資金がある方

資金に余裕があり、車を一括購入できる方にもカーリースはおすすめできません。
カーリースは頭金がかからない点がメリットの1つですが、資金的に支払う余裕のある方にとってはこの点はあまりメリットにはならないでしょう。
それでありならが、利用時の制限も多いことから不自由さを感じる方が多くなると考えられます。

車をカスタマイズしたい方

先ほども説明しているように、カーリースは基本的にカスタマイズができないため、カスタマイズをしたい方にも向いていません。
もしカスタマイズを楽しみたいのであれば、自分で車を購入することをおすすめします。
初期費用の負担は決して安くはありませんが、中古車など費用を抑えられる選択肢はあります。

カーリースが向いている方についてはこちら

まとめ

今回はカーリースがデメリットだらけとされる原因とその対処法、カーリースの利用にあたって避けられないデメリットやメリットなどについて解説しました。
カーリースは購入するよりも割高に感じられたり、走行距離に制限があったりとデメリットに感じられる点が少なくありません。
一方で、カーリースであれば初期費用を抑えられるほか、経費として計上できるといったメリットがあります。
メリット・デメリットをそれぞれ検討したうえで利用するかどうかを考えてみてください。

この記事の監修者

ctn-magazine

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