カーリースはクレジットカード払いが可能か?メリット・デメリットと注意点を解説!
カーリースの支払いは主に、口座振替です。最近はクレジットカード払いできるカーリース会社も増えてきています。
クレジットカード払いはポイントが貯められるメリットはありますが、デメリットや注意点もあるので、この記事で詳しく解説していきます。
最後まで読んでみてください。
目次
カーリースの支払いはクレジットカードと口座振替の2種類
カーリースの支払いは、クレジットカードと口座振替の2種類あり、それぞれの特徴について解説します。
クレジットカード
カーリース会社により、クレジットカード払いができます。
クレジットカードの種類が限定されていたり、月額料金に手数料が上乗せされていることがありますので、確認が必要です。
クレジットカード払いとは、月額料金が発生した翌月に、登録した銀行口座から引き落としされ、カード会社へ支払われます。
カーリース会社の代わりに、カード会社が契約者に月額料金を徴収しているのです。
クレジットカード払いにすると、カーリース会社がカード会社へ手数料を支払う必要があるので、クレジットカード払いを行っていないカーリース会社もあるのです。
クレジットカード決済日と、カーリース会社への引き落とし日は異なります。
口座振替
一般的に多く採用されているのは、口座振替による支払いです。
口座振替による支払いとは、契約者名義の銀行口座に、毎月指定した日に自動的に月額料金が引き落とされる方法です。
銀行口座に残高がないと引き落としされないので、引き落とし日までに入金しておかなければいけません。
カーリース会社によっては、金融機関の指定がある場合がありますので、その際はその銀行口座を開設しなければいけません。
ネット銀行も対応していないこともあります。
銀行口座にあらかじめまとまった金額を入金しておくと、毎月自動的に引き落としされるだけなので、入金や振り込みの手間を省けます。
カーリースの支払い:クレジットカードのメリット・デメリット
ここではクレジットカード支払いを選ぶメリットやデメリットを解説します。
メリット1:クレジットカードのポイントが貯まる
クレジットカードで月額料金を支払う最大のメリットは、ポイントが貯まることです。
多くのクレジットカードでは、カードの支払い料金に対してポイントが貯まります。
たとえば、ポイント率が支払額に対して1%のカードを使用し、月額40,000円をカード払いしていると想定します。
毎月40,000円で400ポイントが貯まり、12か月間支払うと1年で4,800ポイント貯まります。
カーリースを5年契約すると、24,000ポイントが貯まり、ポイントは現金と同じように使用でき、お得です。
クレジットカード払いをするとポイントが貯まり、買い物に支払うことができるので、家計に優しくなります。
メリット2:支払いが集約でき家計管理しやすい
カーリース料金のほか、家賃や光熱費、通信料金などをクレジットカード払いにまとめると、家計管理がしやすくなります。
家賃や光熱費、通信料金などの費用を支払日がバラバラであると、家計管理が複雑になってしまい把握しづらくなります。
そのうち支払いを忘れてしまい、最悪、電気やガスが止められてしまう場合があり、生活に支障をきたすことがあるでしょう。
カーリース料金を含め毎月支払う費用をクレジットカード払いへ集約することで、カードの引き落とし日が一定になるので、管理が楽になります。
デメリット1:クレジットカードの支払い限度額が下がる
クレジットカードには、毎月利用限度額が決められています。
カーリース料金をクレジットカード払いにした場合、ほかの買い物や支払いなどの利用可能額が少なくなります。
カーリース料金は毎月支払うので、ほかにも固定費をクレジットカードで払う場合や、高額の買い物をクレジットカードで支払う場合は慎重に支払いを考えましょう。
利用限度額までクレジットカード払いで買い物した場合、その月のカーリース料金が引き落とされず、支払われなくなります。
カーリース料金が未払いになっていることに気づかずに、支払い遅延になるので注意しましょう。
カーリース料金をクレジットカード払いに設定するときは、あらかじめ利用限度額を把握しておくことが大切です。
デメリット2:月額料金に決済手数料を追加で支払わなければならない
カーリース料金をクレジットカード払いにすると、決済手数料を追加で支払わなければならないことがあります。
カーリース会社はカード会社へ決済手数料を支払う必要があるので、その手数料分上乗せしていることがあります。
ポイントがつく分を差し引きしても、計算すると、口座振替で支払うより割高になっているのです。
年数でカーリースを契約するため、手数料分を含めて月額料金を支払うと、大きな家計の負担になるでしょう。
デメリット3:盗難や紛失のリスクがある
クレジットカードの盗難や紛失が起こった場合、カードの利用が停止され、再発行の手続きをしなければいけません。
カードが届くまで、口座振替に切り替えたり、支払い忘れがないようにしましょう。
盗難や紛失をしてしまうと、クレジットカードを悪用されてしまう可能性があります。カード会社へ連絡すると、すぐにカードの利用停止が手続きされます。
カードが再発行されると、カード番号が変わってしまい、カーリース料金や家賃、光熱費をクレジットカード払いしていた場合、再度登録変更の手続きをしなければなりません。
デメリット4:情報漏洩のリスクがある
クレジットカードを登録すると、情報漏洩のリスクが高くなります。
カード会社のセキュリティ体制はしっかり整っていることが前提ですが、情報漏洩を起こす可能性があります。
カードで支払いするときは注意を払いましょう。
情報漏洩のリスクを低くするために、IDやパスワードを使い回しせず、スマホやパソコンにパスワード管理ソフトやセキュリティソフトを入れて、対策をしておくことが大切です。
不正利用されていないか、つねにクレジットカードの利用明細を確認しておく必要があります。
カーリースの支払い:口座振替のメリット・デメリット
一般的に支払われている口座振替のメリットとデメリットを解説します。
メリット1:支配状況を確認できる
カーリース料金を口座振替で支払うことで、銀行の通帳や銀行のアプリで支払いができているか確認できます。
すぐに銀行の引き落としが確認できると、安心です。毎月の出費を把握できます。
メリット2:情報漏洩のリスクが少ない
口座振替の支払いは、個人情報漏洩のリスクが少なくなります。
クレジットカード支払いより、情報漏洩の心配がありません。
クレジットカードの情報流出により不正利用は増えています。
情報漏洩が心配であれば、口座振替に設定する方が無難です。
メリット3:振込手数料の心配がない
口座振替でカーリース料金を支払うときは、振込手数料の心配がありません。
クレジットカードで支払うと、カーリース会社によって手数料を支払う可能性があります。
カーリース会社が指定する銀行口座によって、契約者が違う銀行口座で引き落とす場合は、送料や手数料を契約者が負担する場合があります。
デメリット1:手続き完了までに1〜2か月かかる
口座振替は手続きをしてから、1〜2か月かかることがあります。
そのため、契約時に頭金を支払う場合や、翌々月に2か月分引き落としになることがあります。
前もってカーリース会社に確認しておきましょう。
デメリット2:口座の残高不足だと支払いできなくなる
毎月指定の日になると、自動的にカーリース料金が引き落とされます。
このとき、口座の残高不足の場合は引き落とされず、支払いができない状態です。
引き落とし日までに、口座残高を確認し、残高不足にならないように注意しましょう。
カーリースをクレジットカード払いにするときの注意点
カーリースの支払いをクレジットカードにする場合、5つの注意点がありますので解説します。
支払いできるクレジットカードの種類を確認する
カーリース会社によっては、支払いできるクレジットカードが限定されている場合があります。
どのクレジットカードでも支払いできるわけではありません。
クレジットカードには発行する会社が数社あり、VISAやMaster、JCB、Amexなどがあります。
クレジットカード支払いができるようにするには、カーリース会社が別途各カード会社へ手続きする必要があるからです。
あらかじめ支払いができるカードを限定します。
自分が持っているクレジットカードが、カーリース会社へ支払いできるか、確認しましょう。
クレジットカードの限度額に気をつける
クレジットカードには利用限度額が決められています。
利用限度額を超えてしまうと、カーリース料金の支払いができません。
カーリース料金のほか、ほかの月々の支払いをクレジットカード払いで設定している場合はその金額も合わせて、利用限度額を超えないように管理をしましょう。
限度額を超えてしまうと、カーリース料金が未払いになることがあります。
支払い遅延になってしまうと、翌月に遅延損害金の支払いがあったり、カーリースが引き上げになることがあります。
最悪、信用情報に登録になりかねないので、つねにクレジットカードの利用限度額には細心の注意を払いましょう。
クレジットカードの有効期限に気をつける
クレジットカードには有効期限があり、有効期限切れに注意する必要があります。
有効期限が切れると、クレジットカード支払いができません。
有効期限が切れそうになると、カード会社から自宅へ新しいカードを郵送してくれます。
必ず簡易書留で手渡しで発送されるため、不在が続いてしまうと、期限を過ぎてしまうことがあります。
有効期限前に発行されるときに、住所や電話番号、勤務先などの変更手続きが重なってしまうと、更新が滞ってしまうことがあり、前もって個人情報の変更はしておいてください。
盗難や紛失、情報漏洩のリスクに備える
クレジットカードで支払いをする時は、盗難や紛失、情報漏洩のリスクに備える必要があります。
カードの管理には十分に気をつけましょう。
万が一、クレジットカードを盗難や紛失をしてしまった場合は、不正利用がないよう、クレジットカード会社に電話し、カード利用停止の手続きを行います。
紛失した場合、クレジットカードの裏面に書いているカード会社の連絡先もわからないので、あらかじめカード会社の連絡先も控えておきましょう。
不正利用されていた場合を想定し、警察に被害届や遺失届けを提出します。
もし不正利用されていると補償が受けられる可能性があるからです。
クレジットカードの支払いには、情報漏洩の危険がつきものです。
カード番号や発行年月、発行名義人、セキュリティコードがわかると、誰でもクレジットカードを利用できます。
カードが手元になくても、スマホやパソコンに登録していると、誰でも簡単に使用できてしまいます。
個人情報はスマホやパソコンを介してたり、スキミングを通して、抜き取られることもありますので、セキュリティソフトを導入したり、スキミング防止対策をするなど、細心の注意を払いましょう。クレジットカードの利用明細もこまめにチェックしておく必要があります。
支払いができなかった場合、遅延損害金の支払いや、口座振替への変更、車を引き上げになることも
クレジットカードが何らかの理由で支払いができていないと、遅延損害金を支払うことがあります。
クレジットカード払いができなかった場合、カード会社から口座振替への変更を進められることもあります。
クレジットカードの支払いに不安がある場合は、契約時から口座振替を選んでいた方がいいかもしれません。
一度クレジットカード払いを選択すると、後から口座振替に変更できないカーリース会社もあります。
またクレジットカード払いができないと、カーリース車の利用停止、引き上げになるケースがあります。
クレジットカード払いにはつねに利用状況をチェックし、スムーズな決済を心がけましょう。
まとめ
カーリースの支払いはクレジットカード払いが可能なのかを解説しました。
クレジットカードの支払いには限度額や有効期限に注意し、未払いがないようにしましょう。
盗難や紛失、情報漏洩のリスクに備えるため、カード管理には十分に注意する必要があります。
カーリースを快適に利用するためには、確実に月額料金を支払わなければいけません。
クレジットカード払いできるカーリース会社も増えていますが、不安な方は口座振替に設定しておくといいでしょう。
この記事の監修者
ctn-magazine
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