専業主婦でもカーリースを利用できる!契約方法やデメリットなどを解説

カーリースを専業主婦が利用できるのか気になる方に向けて、審査や契約条件、注意点を詳しく解説します。
結論として、専業主婦でも基本的にカーリースを契約することは可能ですが、一定の審査があるため条件を満たさない場合には契約を断られることもあります。
収入証明や配偶者の同意が必要になるケースが多く、事前準備が重要です。
本記事では専業主婦がカーリースを利用する際のメリットとデメリット、審査を通過するためのポイントまで詳しく紹介します。
専業主婦でカーリースを検討している方は、ぜひ最後まで読んでください。
専業主婦でも利用できるカーリースの契約方法
カーリースに契約するには、審査に通らなければなりません。
以降では、契約方法や審査に通過しやすくなるためのコツ、注意点について解説します。
審査に通過すれば契約できる
専業主婦であっても、審査に通過すれば契約は可能です。
車の免許を持っており審査に合格することが条件ですので、職業や年齢は関係ありません。
審査内容は以下のようなものがあります。
- 年齢
- 年収
- 職業
- 持ち家の有無
- ローンの有無 など
審査は月々の支払いを滞らずにしっかりと行ってくれるのかを判断するものであり、会社によって多少の違いはあるものの、上記項目は一般的に審査されます。
「専業主婦だと収入はないし、無理なのでは?」と思っている方もいるでしょう。
そこで、審査を受ける際に注意すべきことやコツをお伝えします。
注意点の内容とコツを把握しておくことで、不安になることなく審査を受けられるでしょう。
審査を受ける際に注意すべきこと
審査を受ける際に注意すべきことは3つあります。
- 過度な借入があると審査に通りにくい
- 自己破産の過去があると審査に通りにくい
- クレジットの支払いや納税の滞納があると審査に通りにくいことがある
では、詳しく解説します。
【注意点1】過度な借入があると審査に通りにくい
車や家など金額が大きいローンを組んでいたり、クレジットカードの借入れがある場合は、審査に通りにくくなります。
すでに金額が大きい支払い責務がある状態でさらに支払いが増えるためです。
収入がない状態でありながら支払い額が大きいと、支払われなくなるリスクがあると思われ、信用を得ることは困難です。
【注意点2】自己破産の過去があると審査に通りにくい
自己破産の過去がある方は、審査に通りにくくなります。
自己破産はいわゆる「ブラックリスト」に登録されるためです。
自己破産は支払いができなくなり行うものですので、信用を得る必要があるリース契約は大きく不利です。
万一、該当する方は審査に通らないと覚悟をしておく必要があるでしょう。
【注意点3】クレジットの支払いや納税の滞納があると審査に通りにくいことがある
クレジットの支払いや納税の滞納がある方は、審査に通りにくいことがあります。
会社によって異なるため一概にはいえませんが、審査対象としているリース会社に審査を申し込む場合は通過は厳しいでしょう。
なお、ローンやクレジットカードの支払いの遅延は「ブラックリスト」に登録されます。
何度も繰り返し遅延している方は、通過できないことを覚悟しておく必要があります。
審査に通過しやすくなるためのコツ
収入がない、あるいはブラックリストに該当する方が審査に通過しやすくなるためのコツは3つあります。
- 専業主婦は連帯保証人をつける
- クレジットカードの支払い忘れ・遅延を解消する
- ブラックリストの登録期間を過ぎてから審査を受ける
では、一つずつ解説します。
【コツ1】専業主婦は連帯保証人をつける
審査に通過するコツの一つ目は「連帯保証人をつけること」です。
月々数万円の支払いが生じる契約となるため、収入がない方を信頼することは会社にとってリスクがあります。
よって、仮に契約者本人の支払いが滞ったとしても代わりに支払いを行う人がいることを伝えなければなりません。
保証人は、夫や働いている両親にお願いするのが一般的ですが、以下の条件に該当する方なら保証人になれます。
- 勤続年数が長い
- 安定した給与をもらえている
- 低所得者ではない
上記に該当したとしても、友人にお願いするのはやめましょう。
お金関係のことは、人間関係の破綻に繋がることがあるためです。
できるかぎり家族や親族に依頼しましょう。
【コツ2】クレジットカードの支払い忘れ・遅延を解消する
審査に通過するコツの二つ目は「クレジットカードの支払い忘れや遅延を解消する」です。
会社の意向によっては、審査項目にクレジットカードの支払い忘れや遅延をチェックするところがあります。
普段の生活で生じる支払いでマイナスなことが起きれば、カーリース契約をしても同様のことが起きると考えるためです。
カードの支払いだけでなく、税金の支払いも同様です。
審査を受ける前に支払い忘れや遅延がないかチェックし、もしあれば早急に支払いを完了させましょう。
【コツ3】ブラックリストの登録期間を過ぎてから審査を受ける
審査に通過するコツの三つ目は「ブラックリストの登録期間を過ぎてから審査を受けること」です。
ブラックリストに登録されていたとしても、連帯保証人をつければ審査に通ることはあります。
しかし、ブラックリストは大きく信用を落としている人だという意味で登録されているため、落ちる可能性は十分あります。
登録期間は以下のとおりです。
- 遅延行為・任意整理:5年間
- 自己破産・自己再生:5〜10年間
登録されているか不安な方は、信用機関に問い合わせてみましょう。
専業主婦にカーリースがおすすめの理由は「5つ」!
カーリースの審査を受けてみようか悩んでいる方もいるかもしれません。
カーリースは専業主婦だからこそおすすめともいえるため、前向きに検討する価値があります。
おすすめする理由は以下の6つです。
- 初期費用・頭金が不要
- 支払額が固定で家計管理がしやすい
- メンテナンス付きプランがある
- ライフプランに合わせた乗り換えがしやすい
- リース車をもらえるプランがある
では、一つずつ理由をお伝えします。
【おすすめの理由1】初期費用・頭金が不要
専業主婦におすすめする理由は「初期費用がかからないため」です。
車を手にいれるには、以下のような費用がかかります。
- 車両代
- 法定費用
- 自賠責保険
- 登録料 など
ローンを組めば上記のような費用は月々の支払いに振り分けされます。
とはいえ、ローンを利用する場合は頭金が必要になるケースがほとんどで、現金払いを選ぶと納車までに全額を一括で支払わなければなりません。
一方、カーリースは月々の支払いに組み込まれる仕組みですが、頭金を用意する必要はないので、高額な初期費用がいらない分、旅行代や外食費に充てたり、お子さんの貯金に回したりできます。
こうした別の用途にお金を残せるのは、大きなメリットといえるでしょう。
【おすすめの理由2】支払額が固定で家計管理がしやすい
専業主婦におすすめする理由の二つ目は「支払額が固定で家計管理がしやすいため」です。
家計簿管理で大変なのは、収入と支出のバランスを考慮してやりくりすることです。
洗剤やオムツ、ミルクなどの消耗品は毎月固定にはならないため、ばらつきがあります。
「今月はかからなくても来月はかかるかもしれない」という、定期的に生じる固定費があると、やりくりは難しくなるものです。
カーリース契約は、定額のため家計管理がしにくくなることはありません。
【おすすめの理由3】メンテナンス付きプランがある
専業主婦におすすめする理由の三つ目は「メンテナンス付きプランがあること」です。
車を持つと買い物やお子さんの送迎が楽になり日々の快適さが向上しますが、その反面コストや時間がかかるため定期的に負担に感じることもあるでしょう。
メンテナンス付きプランがあるリース会社を選べば、こうした煩わしさを軽減できます。
メンテナンスのために出向く必要はあるものの、費用は月額料金に組み込める場合が多いです。
急にまとまったお金を用意する必要がなく、経済的にも精神的にも余裕が生まれるでしょう。
【おすすめの理由4】ライフプランに合わせた乗り換えがしやすい
専業主婦におすすめする理由の四つ目は「ライフプランに合わせた乗り換えがしやすい」点です。
家族が増えたりお子さんが成長したり、趣味が変わったりとライフプランが変化するたびに新車を購入するのはハードルが高く、乗り換えに踏み切れない方も多いでしょう。
カーリースなら初期費用を抑えて乗り換えができるため、負担を軽減できます。
お子さんの成長に合わせるなら、あらかじめ期間を考慮して契約を設定することも可能です。
このように、カーリースはライフプランに合わせた柔軟な乗り換えがしやすい選択肢といえます。
【おすすめの理由5】リース車をもらえるプランがある
専業主婦におすすめする五つ目の理由は「リース車をもらえるプランがある」点です。
カーリースは基本的に契約満了後に車を返却しなければなりませんが、満了と同時に車がもらえるプランを用意している会社もあります。
たとえば、ディープラスでは月額5,000円から車の基本料金がすべて含まれ、月額払い終了後にその車がもらえるプランも選べます。
まとまった出費は避けたいけれどマイカーが欲しいという方には、まさに理想的な選択肢といえるでしょう。
カーリースを利用するデメリットとは?
カーリースはたくさんのメリットがありますが、デメリットもあります。
デメリットにも目を通し、よく検討してみてください。
- 車購入のコストと比べて割高に感じやすい
- 基本的に車を所有できない
- 中途解約すると違約金が発生する
- 勝手に修理できない
- 走行距離に上限がある
では、一つずつお伝えします。
【デメリット1】車購入のコストと比べて割高に感じやすい
カーリースは一括購入やローンで購入する場合と比べると、割高に感じやすいでしょう。
原状回復費用や残価精算が必要になる場合があるためで、傷や汚れを直した状態で返却する必要があるので、原状回復費用は契約満了時にほぼ必ず発生します。
残価精算については契約時に残価分が差し引かれますが、これはあくまで予想価格であり、実際に予想より価値が下がった場合はその差額を支払わなければなりません。
車の購入では原状回復費用や残価精算の支払いは不要なので、結果的にカーリースの方が高くつく可能性があります。
【デメリット2】基本的に車を所有できない
車をもらえるプランでなければ自分所有の車にはなりません。
よって、ご自身所有の車を欲しいと考えている方にはデメリットと感じるでしょう。
【デメリット3】中途解約すると違約金が発生する
あらかじめ決められた契約期間を満了するまでは解約できず、途中で解約する場合は契約違反となるため違約金が発生します。
転勤による解約や災害、全損事故による中途解約も同様に違約金が必要です。
【デメリット4】勝手に修理できない
自己判断で修理に出せないため、人によってはそれをデメリットと感じるでしょう。
擦ってしまって気になるため自分や夫に軽い修理をしてもらうこともできません。
修理を要する場合はすべて会社に連絡し、指示に従って修理する必要があります。
【デメリット5】走行距離に上限がある
カーリースに限らずディーラーローンで車を購入する場合も同様ですが、走行距離に上限があることが基本です。
しかし、カーリースについては、プランや会社によっては上限がない場合もあります。
選択するプランや会社によっては避けられるため、それほど大きいデメリットではありません。
専業主婦におすすめする車種
専業主婦におすすめする車種を紹介します。
車を選ぶ際の参考にしてください。
軽自動車のおすすめ車種
軽自動車でおすすめする車種は以下の4車種です。
それぞれの車種と魅力のポイントについて紹介していきます。
スズキ アルト

女性らしい可愛らしいデザインが人気の軽自動車です。
小回りが利いて運転しやすかったり、燃費が良く家計に優しいのも高ポイントです。
ホンダ N-BOX

軽自動車とは思えない車内の広さで、お買い物もお子さんの送迎も楽々できます。
安全運転システムの「Honda SENSING」も標準搭載されているため、安心感があります。
ダイハツ タント

車に近づくと自動でスライドドアが開く機能がついています。
お子さんを抱っこしていたり、お買い物の荷物を持っていたりしても快適に利用できます。
スズキ スペーシア

車内空間が広く見た目も可愛らしいため、主婦に人気があります。
足回りやシートが柔らかめに設計されているため、座り心地がよく道路の凸凹による衝撃も伝わりにくくなっています。
ミニバンのおすすめ車種
ミニバンでおすすめする車種は以下です。
トヨタ ノア

ボディサイズが小さめのため運転しやすいのがポイントです。
部活やクラブでお子様を何人も送迎する主婦に人気があります。
日産 セレナ

e-POWERをエンジンに搭載しており、発電のみとは思えないくらいの軽やかな加速が持ち味です。
走行のしやすさだけでなく、車内の広さも十分にあるため、おでかけやお子様が多い家庭でも使いやすいです。
ホンダ ステップワゴン

ステップワゴンは、多彩なシートアレンジで目的に応じて室内空間を変えられる優れた実用性があります。
車内も広いため、主婦に人気があります。
コンパクトカーのおすすめ車種
最後に、コンパクトカーでおすすめの車種を紹介していきます。
ホンダ フィット

5人乗りのコンパクトカーになっているため、お子様が多い主婦に人気があります。
安全運転システムの「Honda SENSING」も標準搭載されています。
トヨタ ヤリス

トヨタの中でも最も人気が高い車種です。
ハイブリッドや4WD、2WDと幅広いモデルがあるため、地域や重視する性能で選べます。
まとめ
カーリースは、専業主婦にピッタリの使い勝手の良い方法です。
しかし、審査があるため支払いの延滞の有無を解消したり、連帯保証人をつけたりなどの対策も必要です。
デメリットはありますがそれを上回るほどのメリットも多いため、前向きに検討する価値はあります。
この記事の監修者

ディープラス編集部
- ディープラス編集部について
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