審査なしでカーリースを利用することはできる?審査が甘い会社とは?
突然ですが、みなさんは車が欲しいとき、どういった方法をとりますか?
最近は昔に比べて購入の仕方や選択肢が増え、それぞれのライフスタイルに合った無理のない買い方が可能となりました。
それに伴い車を所有できるハードルも低くなったような気がします。
車に限らず商品やサービスを購入する場合、2通りの買い方があり大きく分けると一括購入または分割購入となります。
今回は分割購入の中でもカーリース制度と呼ばれる買い方について解説します。
目次
カーリースとは?
カーリースとは、契約満了時における車の値段を予め決めておき、その金額を差し引いた分を月々定額で支払うというものです。
カーリースとは別に車のサブスクといったサービスも存在しますが、どちらも前提として毎月定額制といったところから同じ仕組みとなります。
カーリースの仕組みについて例を挙げると、新車価格500万円の車が5年後に200万円で売れるとなれば、その金額を差し引いた300万円をリース期間中は分割して月々支払いを行います。
また契約期間中の税金や諸費用等も月々の支払いに含まれているので毎月の支出が一定になり、急な出費による家計への負担を抑えることができるといった利点がカーリースの魅力です。
契約満了時には、下記のいずれかを選択します。
①新しい車に乗り換える
②同じ車に乗り続ける
③車を買い取る
④車を返却する
ここまで選択肢があることは、嬉しいポイントとなります。
ちなみにレンタカーに付与されるナンバーは「わ」や「れ」となりますが、カーリースにおいては自家用車と同じ扱いとなり、外観からは借りている車だとわかりません。
審査なしでカーリースを利用することはできるの?
結論から言うと、審査なしでカーリースを利用することはできません。
会社によって独自の審査基準を設けていたりと内部事情は異なりますが、まったく審査がない会社はないと言えます。
実は審査の対象となる項目は細かくは公にされていませんが、申請時に自己申告する年収や勤務地、勤続年数などは少なからず審査の対象となります。
さらに過去に遡り金融事故が無いかどうかなどを照会し、返済能力に問題がないかを総合的に判断します。
返済の見込みがない方にお金を肩代わりはできません。
ただ、勘違いされがちなのが審査がない会社は存在しませんが、審査が甘いと感じる会社は存在します。
次に審査が甘いカーリース会社を利用することのメリットデメリットをご紹介します。
審査なし(審査が甘い)でカーリースを利用するメリット・デメリット
結論を言うと、審査が甘い会社というものは存在しません。
リース業界は金融業に該当され、賃金業法と呼ばれる法律に「審査が甘い」といった表現は誇大広告となるため、全面的に禁止されているのです。
しかし、自分に適したカーリース会社を選ぶことで審査が通りやすくなり、「審査が甘い」と感じることは何ら問題はありません。
ここでは審査が甘いと感じるカーリース会社を選ぶメリットデメリットについて解説します。
メリット
審査が甘いカーリース会社を選択するメリットについて解説していきます。
①手続きをスムーズに進められる
自社で信販会社の機能を併せ持つカーリース会社では、独自の審査基準を設けていることがあります。
また手続きに関するすべてのことを一貫して自社で済ませるため、一般的な信販会社を通して行われる審査より合否までの期間が短い分、納車も早い傾向にあります。
審査する項目が他社より少ない等の理由から、審査に時間を要しないなども挙げられます。
②審査に通るかの心配がない
カーリース会社によっては、本審査を受ける前に仮審査と呼ばれる簡易的な審査を受けられる場合があります。
審査に不安な方はまずはじめに仮審査から受けてみてください。
ちなみにディープラスではネットから無料で仮審査依頼をすることができます。
さらに、契約に至った場合、1万円分のギフトカードが貰えます。
ぜひこの機会を逃さないでください。
デメリット
審査が甘いカーリース会社を選択するデメリットについて解説していきます。
①連帯保証人または法定代理人の同意が必要
前述した通り、審査が通りやすい傾向にあるということは、審査を通過するハードルが低いということです。
しかしそれと引き換えに返済能力に不安が残る方は連帯保証人または法定代理人が必要になるケースがあります。以下の方に該当する方は注意です。
未成年の場合
未成年がローン契約をする場合、民法において法定代理人の同意が必要と定められています。
なお、働いており収入がある場合でも同様となります。
しかしなかには、20歳未満の方でも契約することができるカーリース会社が存在します。
まずは、利用を検討しているカーリース会社に確認してみましょう。
パートやアルバイトなどの年収が低い場合
カーリースは、月々の月額料金を支払い続けられるかどうかが重要なポイントとなります。
そのため、パートやアルバイトなどで年収が低い方や、勤続年数が1年以下の方、毎月の収入が変動する方は安定した収入が見込めず、返済能力が無いと判断されると連帯保証人が必要になるケースがあります。
過去に支払いの遅延や滞納歴がある場合
過去のローン返済において支払いの遅延や滞納歴に関する情報は一定期間の間、信用情報機関にて保管され、信販会社にも共有されています。
こういった金融事故があると、連帯保証人が必要になる場合があります。
なお連帯保証人とは、債務者が金銭を返済しない場合に債務者に代わって支払いを行う方を指します。
要するに債務者と同等の責任を負う義務がある方のことです。
借金を肩代わりするので、連帯保証人は誰しもがなれるわけではありません。
以下に該当する方にお願いしましょう。
・安定した職業に就き、返済能力が見込める方
・親や兄弟、叔父など3親等以内の方
ただし例外もあります。
例えば年金暮らしの親などは認められない場合があります。
一度、担当者に相談してみてください。
②高級車などのリースは難しく、中古車となるケースが多い
一般的に自社審査の自社リースでは、対象となる車が中古車に限られるケースが多くあります。
また、リース会社が立て替えてくれる金額の上限も低い場合があり、高額な車は選びにくく、好きな車に乗れるとは言い難いでしょう。
しかしディープラスプレミアムではレクサスRXやトヨタアルファードなどの高級車を取り扱っており、高くてなかなか手が出せなかった車のユーザーになることが可能です。
なお中古車の程度によっては故障のリスクが高まるので、可能な限り車の整備や点検をしっかり行ってくれる自社リース会社を選びましょう。
③高金利となる場合がある
審査が甘いカーリース会社は、リスクをカバーするために高金利を設定していることがあります。
結果として、車のリースにかかる総費用が増加する可能性があります。
審査が甘い会社を見分ける方法とは?
審査が甘いとどなたでも利用しやすく、審査落ちのリスクを抑えることができます。
今回は審査が甘いカーリース会社のポイントを解説します。
取り扱い車種が豊富なカーリース会社
取り扱いの車種が豊富なカーリース会社は審査が通りやすい可能性があります。
取り扱う車が多いということは複数の自動車メーカーからいろんなタイプの車を調達するため、安価な車種から高価な車種までを一通りラインナップに揃えています。
そのため自分に見合った車を選択することで審査落ちを極力回避することができます。
自社で審査を行うカーリース会社
はじめにカーリースの審査方法には大きく分けて2通りあります。
カーリース会社が提携する信販会社へ依頼する方法とカーリース会社が自社で審査する「自社審査」となります。
審査項目が違えば、基準も異なる両者ですが、自社で一貫してすべてを完結させる自社審査のほうが審査が緩い傾向にあります。
また中には信用情報の照会が行われないカーリース会社も存在します。
月額料金が安価なカーリース会社
月額料金が安価なカーリース会社は、他社が同じ車種の車を取り扱っている場合、両者で料金を見比べて価格が安いカーリース会社のほうが審査対象の金額が低くなるので、審査に通る確率が上がります。
複数の信販会社と提携があるカーリース会社
複数の信販会社と提携があるカーリースではひとつの書類で複数の会社にまとめて審査依頼ができます。
その分、審査が通る確率が上がります。
カーリースの審査を申込際に気を付けるべき注意点
生活に合わせたプランを選択する
車の購入は人生の中でも大きな買い物となります。
月々数万円程度の負担といえど、きちんとライフプランをたててから購入を検討しましょう。
車は所有するだけでお金がかかります。
ガソリン代や任意保険料、駐車場代なども踏まえて、検討するようにしてください。
申告する内容に虚偽の申告をしない
カーリースに限らず、各種ローンにおいて虚偽の申告をすることは絶対に避けましょう。
審査に通りたいがために年収等を過度に虚偽申告すると、信用に傷がつく可能性があるので今後、住宅ローンを組む場合などに悪影響を与える可能性があります。
ブラックリスト掲載者はカーリースを利用できるの?についてはこちら
カーリースの審査を通過したらキャンセルはできない?
結論から述べると、契約を済ませない限りキャンセルは可能です。
つまり、審査の段階で契約しなくても特にペナルティに問われることはありません。
しかし、契約を交わした後の途中解約は原則できません。
ここで消費者への救済措置となるクーリングオフ制度を思い浮かべる方もいらっしゃるかと思いますが、実はカーリース契約を含むすべての車の売買取引に関してはクーリングオフは適用されません。
ちなみにクーリングオフとは商品やサービスを契約後、一定期間内であれば解約できるというものです。
クーリングオフ制度が適用されるケースは法律で定められており、マルチ商法や電話勧誘販売など9つの商品やサービスが対象となります。
その中に車の売買に関することは含まれていないため、クーリングオフはできないということです。
しかし契約後のキャンセルには一部例外があり、どうしてもやむを得ない事情の場合は正当な理由があれば認められるケースもあるようです。
①契約者の死亡や病気の場合
契約者の病気によるケガや長期入院などのケガで運転が困難になったときや、契約者本人が死亡した場合は途中解約が認められるケースが多いようです。
こういった状況は不可抗力であり、どうすることもできないです。
ただしカーリース会社によって対応は異なるので、支払いが困難になった場合、カーリース会社に相談してみましょう。
②ライフスタイルが変わった場合
国内外での転勤や家族構成の変化などの環境の変化により、車の管理が困難になった場合においても途中解約が認められるケースがあります。
特に海外転勤は車が不必要な状況となるため、正当な理由と判断されると思います。
③瑕疵(かし)が発覚した場合
自動車での「瑕疵(かし)」とは、製品や部品に欠陥や不具合がある状態を指します。
法的な観点から見ると、未成年者は法的に「成人」とされる年齢に達していないため、契約に関する能力が制限されています。
未成年者が契約をする場合、法定代理人の同意が必要になります。
まとめ
今回は審査なしでカーリースを利用することができるのかについて解説しました。
基本的にカーリースを含む各種ローンにおいて、審査無くして利用することはできません。信販会社は契約者の返済能力を総合的に判断し、今後滞りなく返済できる方に許可を出します。
また審査が甘いカーリース会社のメリットは下記の通りです。
①審査の手続きをスムーズに済ませることができる
②審査に通るかの心配がない
一方でデメリットは下記が挙げられます。
①連帯保証人が必要
②高級車などのリースは不可
③中古車のリース利用となるケースが多い
また審査が甘い会社を見分ける方法や審査を申し込む際に気を付けるべきポイントもご紹介しました。
カーリースや残価設定ローンなどの登場により、昔に比べて車を購入するハードルが低くなったような気がします。
この記事を参考にし、よいカーライフを楽しんでください。
この記事の監修者
ctn-magazine
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