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中古車の納車までの流れと期間を解説!早期納車は可能なの?

中古車の納車までの流れと期間を解説!早期納車は可能なの?

中古車を購入してから手元に届くまでの期間や具体的な納車までの流れは事前に把握しておきたいポイントです。


新車と比べて納期が短い傾向にある中古車ですが、契約や手続きの進め方次第で期間は変動します。


この記事では、中古車を購入する際の一般的な流れと、納車を少しでも早めるためのコツについて解説します。

中古車の納車にかかる期間はどのくらい?目安は2~3週間

中古車の納車までにかかる日数は、売買契約を締結してからおよそ2~3週間が目安です。


新車のように工場での生産を待つ必要がないため、比較的短い期間で納車されます。

新車の購入時と比較して納車期間は短い傾向にある

中古車は、すでに現物として存在する車両を購入するため、新車に比べて納車期間が大幅に短いのが特徴です。


新車の場合、契約後にメーカーへ発注し、工場で生産されるのが一般的です。

特に人気車種や半導体不足などの影響を受けると、納車までに半年から1年、あるいはそれ以上待つケースも少なくありません。

その点、中古車は納車前の点検整備や名義変更などの手続きが完了すればすぐに乗り出せるため、早く車を手に入れたい場合に適した選択肢となります。

繁忙期や店舗の状況によって納車が遅れるケースも

中古車販売店には、業務が集中して納車に遅れが出やすい繁忙期が存在します。


特に、新生活が始まる前の1月から3月にかけては、購入希望者が増えるため店舗が非常に混み合います。


この時期は、契約手続きや納車前の整備、登録作業などを待つ人が多くなるため、通常よりも納車が遅れる傾向にあります。


また、土日祝日は店舗が混雑しやすいため、商談や手続きに時間がかかることも考えられます。


納車を急ぐ場合は、こうした繁忙期を避けたり、平日に店舗を訪れたりするなどの工夫が求められます。

【7ステップ】中古車選びから納車完了までの具体的な流れ

ここからは、中古車選びから納車完了までに必要な7つのステップを具体的に解説します。

ステップ1:購入したい中古車を探して見積もりを依頼する

まずは、インターネットの中古車情報サイトや販売店のウェブサイトを利用して、希望の車種や予算に合う車両を探します。


気になる中古車が見つかったら、在庫の有無を店舗に問い合わせましょう。


ウェブサイトに掲載されている写真だけではわからない車両の状態を確認するため、実際に店舗へ足を運んで実車を確認することが重要です。


車両の状態や装備、保証内容などに納得できたら、車両本体価格に加えて諸費用を含んだ総額の見積もりを依頼します。

ステップ2:ローンを組む場合は事前に審査を申し込む

購入代金の支払い方法として自動車ローンを利用する場合は、売買契約を結ぶ前にローンの事前審査を申し込む必要があります。


審査では、申込者の年収や勤務先、過去の信用情報などが確認され、融資が可能かどうかが判断されます。


審査にかかる時間は金融機関によって異なりますが、一般的には数日程度です。

ステップ3:売買契約を結び、購入代金を支払う

見積もりの内容や車両の状態に納得し、ローンの審査にも通過したら、販売店と売買契約を結びます。


契約書には、車両の詳細、支払総額、納車予定日、保証内容などの重要な項目が記載されているため、署名・捺印する前によく確認してください。


契約が成立したら、指定された期日までに頭金や購入代金の残金を支払います。


支払い方法は、現金一括払いや銀行振込、ローンの実行など、販売店が指定する方法に従います。


この段階で、車両代金以外の諸費用も合わせて支払うのが一般的です。

ステップ4:契約に必要な書類を準備して提出する

売買契約と並行して、名義変更などの手続きに必要な書類の準備を進めます。


必要な書類は、普通自動車か軽自動車かによって異なり、役所や警察署で取得しなければならないものも含まれます。


販売店から必要書類の一覧と案内があるので、それに従って漏れなく準備しましょう。


書類に不備があると、その後の手続きが滞り、納車が遅れる原因となります。


契約後はできるだけ速やかに全ての書類を揃え、販売店に提出することがスムーズな納車の鍵となります。

ステップ5:販売店による納車前点検と名義変更手続き

購入者から必要書類を受け取った後、販売店は車両の納車準備を開始します。


まず、安全に走行できるよう、国の基準に基づいた法定点検や消耗品の交換といった納車前点検・整備を実施します。


次に、運輸支局や軽自動車検査協会へ必要書類を提出し、車両の所有者を前のオーナーから新しい購入者へ変更する名義変更(移転登録)手続きを行います。


これらの作業や手続きはすべて販売店側で進められるため、購入者は納車を待つことになります。

ステップ6:任意保険(自動車保険)への加入手続きを進める

中古車を公道で運転するためには、自賠責保険のほかに任意保険への加入が不可欠です。


自賠責保険は対人賠償の補償範囲が限定的であるため、万が一の事故に備えて、対物賠償や自身のケガなどをカバーする任意保険に加入しておく必要があります。


納車日が確定したら、その日に合わせて保険が開始されるように手続きを進めましょう。


すでに他の車で保険に加入している場合は、車両入替の手続きが必要です。


保険会社への連絡は早めに行い、納車当日から安心して運転できる状態を整えておきましょう。

ステップ7:車両を受け取り納車完了

全ての準備が整ったら、いよいよ納車です。


受け取り方法は、購入者が販売店の店舗へ直接引き取りに行くか、自宅の駐車場など指定した場所へ届けてもらうかのいずれかが一般的です。


車両を受け取る際には、契約内容と相違がないか、注文したオプションは装着されているか、ボディに新たな傷や凹みがないかなどを、販売店の担当者と一緒に最終確認します。


ここで問題がなければ、キーや書類を受け取り、納車は完了となります。

中古車購入〜納車までの流れ

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中古車の購入契約で必要になる書類一覧

中古車を購入する際には、名義変更などの手続きのためにいくつかの書類を準備する必要があります。

普通自動車の購入で必要な書類(印鑑証明書など)

普通自動車を購入する場合、所有者の資産として登録されるため、実印とそれを証明する印鑑証明書が必要です。
印鑑証明書は、住民票のある市区町村の役所で発行してもらえます。


また、車を保管する場所を確保していることを証明する自動車保管場所証明書(車庫証明)も欠かせません。
これは管轄の警察署で申請・取得します。


その他、手続きを販売店に代行してもらうための委任状も準備します。
車検証は販売店が保管しているため、購入者が用意するのはそのコピーで問題ない場合がほとんどです。

軽自動車の購入で必要な書類(住民票など)

軽自動車の購入手続きは普通自動車に比べて簡素化されています。


資産登録という概念がないため実印や印鑑証明書は原則として不要です。
代わりに本人確認書類として住民票の写しを提出します。


住民票は市区町村の役所で取得できます。
認印は契約書などの書類に捺印するために必要です。
また普通自動車と同様に手続きを販売店に任せるための委任状も用意します。


車庫証明については地域によっては届出が必要な場合があるため事前に販売店へ確認しておくと良いでしょう。

現在乗っている車を下取りに出す場合に追加で必要な書類

新しい中古車の購入と同時に、現在乗っている車を販売店に下取りに出す場合は、購入に必要な書類に加えて、下取り車の所有者名義を変更するための書類も用意します。


具体的には、下取りに出す車の自動車検査証(車検証)、印鑑証明書(普通車の場合)、譲渡証明書、委任状、そしてその年度の自動車税(種別割)納税証明書が必要です。


自賠責保険証明書も合わせて準備しておきましょう。
譲渡証明書や委任状は、ディーラーや販売店が用意してくれるのが一般的です。

必要書類まとめ

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中古車の納車を早めるために購入者ができる4つのこと

中古車の納車までの期間は平均2~3週間ですが、購入者側の工夫や行動次第で、その期間を短縮することも可能です。

希望する納車日をなるべく早く販売店に伝える

納車してもらいたい希望の日付がある場合は、契約のタイミングのできるだけ早い段階で販売店の担当者に伝えておくことが重要です。


事前に希望日を共有しておくことで、販売店側もその日に向けて整備や手続きのスケジュールを調整しやすくなります。


特に、大安などの日柄が良い日や土日祝日は納車を希望する人が多いため、予約が集中しがちです。
もしスケジュールの都合がつくのであれば、あえて平日を希望日に設定すると、スムーズに納車日を確定できる可能性が高まります。

契約に必要な書類を不備なくスピーディーに用意する

納車が遅れる最も一般的な原因の一つが、必要書類の不備や提出の遅れです。
名義変更などの手続きは、全ての書類が揃わないと進めることができません。


そのため、契約を済ませたら、できるだけ早く書類の準備に取りかかりましょう。
特に、役所や警察署で取得しなければならない書類は、受付時間が限られているため注意が必要です。


契約後、1週間以内を目安に必要な書類を全て揃えて販売店に提出できれば、その後の手続きが円滑に進み、結果的に納車までの期間短縮につながります。

車検の残り期間が長い中古車を選択する

中古車を選ぶ際に、車検の有効期間を確認することも納期の短縮に影響します。


販売されている中古車の中には、「車検なし」や車検の有効期限が目前に迫っている車両があります。
これらの車両は、購入後に新たに車検を取得する必要があるため、その分の時間と手続きが追加で発生し、納車が遅くなる原因となります。


一方で、車検の残り期間が十分に長い車両を選べば、車検取得の手間が省けるため、納車前整備の時間を短縮でき、スムーズな納車が期待できます。

自宅への陸送ではなく販売店での直接受け取りを選ぶ

納車された車両の受け取り方法には、自宅などに配送してもらう「陸送」と、購入者自身が販売店へ出向いて受け取る「直接受け取り」があります。


陸送を依頼した場合、陸送業者の手配やスケジュールの調整が必要になるため、数日余分に時間がかかることがあります。
例えばトヨタの正規ディーラーなどで購入した場合でも、輸送スケジュールによっては待ち時間が発生します。


もし販売店が自宅から近い距離にあり、自分で運転して帰宅できるのであれば、直接受け取りを選択することで陸送にかかる時間を節約し、納車を早めることが可能です。

まとめ

中古車の納車にかかる期間は、契約からおよそ2週間から3週間が一般的です。
これは受注生産となる新車と比較して短い傾向にあります。


納車までの流れは、車両の選定と契約から始まり、必要書類の準備、販売店による納車前点検や名義変更手続きを経て、車両の受け取りをもって完了します。


納車を少しでも早めるためには、必要書類を迅速かつ不備なく用意することや、車検の残り期間が長い車両を選ぶといった工夫が有効です。


希望の納車日がある場合は、早い段階で販売店に伝えておくことで、スムーズなスケジュール調整が期待できます。

ディープラスでは、来店前でも「仮審査」を受けることができます。審査結果が出た後でも、車種やプランの検討や、購入する場合との比較も可能なので、まずは気軽に試してみましょう!

この記事の監修者

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ディープラス編集部
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