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車の種類って何があるの?初心者さん向けにボディタイプなどの特徴を解説!

車の種類って何があるの?初心者さん向けにボディタイプなどの特徴を解説!

自動車は、単なる移動手段というモノではなく、ライフスタイルを豊かにするパートナーです。

しかし、いざ選ぶとなると、多種多様な車の種類に戸惑うかもしれません。まずは、見た目や形状で分類される「ボディタイプ」という基本的な名称と、それぞれの特徴を理解することから始めましょう。

この記事では、代表的なボディタイプを中心に、初心者にも分かりやすく車の種類を解説していきます。

まずはここから!代表的な車のボディタイプ8種類の特徴

車のボディタイプには様々な型が存在し、それぞれに異なる特徴があります。


乗車人数や荷室の広さ、走行性能、デザイン性など、どのポイントを重視するかで最適な選択肢は変わってきます。


ここでは、街でよく見かける代表的な8種類のボディタイプを取り上げ、それぞれのメリットやデメリット、どのような用途に向いているかを詳しく見ていきましょう。

セダン:フォーマルなシーンでも活躍する定番タイプ

セダンは、エンジンルーム、乗車空間、トランクルームが独立した3ボックス構造を持つ、最も基本的な車の形状です。


重心が低く設計されているため走行安定性が高く、静粛性にも優れているため、快適な乗り心地を実現します。
落ち着いたデザインのモデルが多く、通勤や送迎といった日常使いから、フォーマルな場面まで幅広く対応できる点が魅力です。


一方で、車高が低いため荷室の高さに制限があり、大きな荷物を積むのには向いていません。
乗り心地の良さや、きちんとした印象を重視する方に適したボディタイプと言えます。

画像:TOYOTA プリウス

ハッチバック:街乗りに便利なコンパクトな車体

ハッチバックは、エンジンルームと乗車空間・荷室が一体となった2ボックス構造で、後部に跳ね上げ式のドア(ハッチ)を持つ車です。


比較的コンパクトなサイズのモデルが多く、小回りが利くため、狭い道や駐車場が多い日本の道路事情に適しています。


後部座席を倒せば荷室を拡大できるなど、見た目以上の積載能力を持つ点も特徴です。


燃費性能に優れたモデルも多く、日常の買い物や通勤・通学といった街乗りがメインの方に人気があります。
ただし、セダンに比べると後部座席の乗り心地や静粛性が若干劣る傾向が見られます。

画像:TOYOTA アクア

ステーションワゴン:セダンの乗り心地と荷室の広さを両立

ステーションワゴンは、セダンをベースに後部の荷室部分を拡大した形状の車です。


セダン譲りの走行安定性や乗り心地の良さを持ちながら、広大なラゲッジスペースを確保しているのが最大の魅力です。


後部座席を倒すことで、さらに荷室を広げることができ、キャンプ用品やスポーツ用品といった大きな荷物も楽に積載可能です。
様々な車種が登場しており、デザイン性や走行性能にこだわったモデルも少なくありません。


大人数での乗車には向きませんが、荷物をたくさん積んでレジャーに出かける機会が多い方や、走りと実用性を両立させたい方におすすめです。

画像:SUBARU レヴォーグ

クーペ:走りを楽しむためのスポーティーなデザイン

クーペは、ドアが2枚で流れるような美しいルーフラインを持つスポーティーなデザインが特徴の車です。


車高が低く、空気抵抗を考慮した設計になっているため優れた走行性能を発揮します。
エンジン性能やハンドリングにこだわったモデルが多く、運転そのものを楽しみたいという方に人気があります。

その反面、室内空間は比較的狭く、特に後部座席は補助的なものと割り切った方がよい場合が多いです。
実用性よりもデザインのかっこよさやドライビングの楽しさを最優先したいと考える人に適したボディタイプです。

画像:TOYOTA GR86

ミニバン:大人数での移動に最適な広い室内空間

ミニバンは、広い室内空間と3列シートを備え、6人以上の大人数で乗車できるのが最大の特徴です。


天井が高く、乗り降りがしやすいスライドドアを装備したモデルが多いため、小さなお子様やお年寄りがいるファミリー層から絶大な支持を得ています。


シートアレンジが多彩で、乗車人数や荷物の量に合わせて柔軟に室内空間を変えられるのも魅力です。


ただし、車体が大きいため運転に慣れが必要な場合があり、燃費も他のボディタイプに比べて悪くなる傾向が見られます。


家族や友人と大勢で出かける機会が多い方に最適な選択肢です。

画像:TOYOTA アルファード

SUV:アウトドアから街乗りまでこなす万能性

SUVは「SportUtilityVehicle」の略で、日本語ではスポーツ用多目的車と訳されます。
車高が高く、タイヤが大きいのが特徴で、悪路走破性に優れています。


キャンプやスキーといったアウトドアレジャーに適しているだけでなく、アイポイントが高いため視界が広く、街中でも運転しやすいというメリットがあります。


近年ではデザイン性の高いモデルが数多く登場し、幅広い層から人気を集めています。
ただし、車体が大きいため燃費が悪くなりがちで、機械式駐車場に入らない場合もあるため注意が必要です。


アクティブな趣味を持つ方や、ファッション性を重視する方におすすめです。

画像:TOYOTA ハリアー

軽自動車:維持費が安く日本の道路事情にマッチ

軽自動車は、排気量660cc以下、全長3.4m以下、全幅1.48m以下、全高2.0m以下という日本独自の規格で定められた車です。

最大のメリットは、普通車に比べて自動車税や重量税、任意保険料といった維持費が安い点にあります。

また、ボディサイズがコンパクトなため小回りが利き、狭い路地での運転や駐車がしやすいのも魅力です。

近年は、室内空間を広く確保したハイトワゴンタイプの軽も人気で、日常使いには十分な性能を持っています。

ただし、規格上、乗車定員は4名までとなっており、長距離走行や高速道路での走行安定性は普通車に劣る側面もあります。

画像:SUZUKI ハスラー

オープンカー:開放感あふれるドライブが楽しめる

オープンカーは、屋根(ルーフ)を開閉できる構造を持つ車の総称です。


ルーフを開ければ、風や光を直接感じながら走ることができ、他では味わえない圧倒的な開放感が最大の魅力です。
非日常的なドライブ体験ができるため、趣味性の高い車として人気があります。


デザイン性に優れた車種が多く、所有する満足感も高いでしょう。


一方で、ルーフを格納するスペースが必要なため、室内や荷室は狭くなる傾向があります。
また、防犯面や静粛性では屋根が固定された車に劣る点も考慮しなければなりません。


実用性よりも、ドライブの楽しさや特別感を重視する方に適しています。

画像:MAZDA ロードスター

ボディタイプ以外にもある!車の分類方法

車の種類は、見た目の形状であるボディタイプだけで決まるわけではありません。

車の心臓部であるエンジンの種類や、タイヤを動かす駆動方式の違いによっても、走行性能や燃費は大きく変わってきます。

ここでは、ボディタイプ以外の車の分類方法について解説します。

これらの仕組みの違いを理解することで、より深く自分の希望に合った車選びができるようになります。

エンジンの種類によって変わる走行性能と燃費

現在主流のエンジンには、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、ハイブリッド、電気自動車(EV)などがあります。
ガソリンエンジンは多くの車に搭載され、静かで滑らかな加速が特徴です。

ディーゼルエンジンは、軽油を燃料とし、燃費が良く力強い走りが魅力ですが、特有の振動や音が発生します。
ハイブリッドはエンジンとモーターを組み合わせ、燃費性能に優れています。

電気自動車は、ガソリンを一切使わずモーターのみで走行するため、非常に静かで環境に優しい点がメリットです。


それぞれに異なる特徴があるため、走行性能や燃費、環境への配慮などを考慮して選ぶ必要があります。

駆動方式の違いで走り心地が変わる

駆動方式とは、エンジンの力をどのタイヤに伝えて車を動かすかという仕組みのことです。

主に、前輪を駆動するFF(フロントエンジン・フロントドライブ)、後輪を駆動するFR(フロントエンジン・リアドライブ)、四輪すべてを駆動する4WD(四輪駆動)があります。

FFは室内空間を広く取りやすく、多くのコンパクトカーやミニバンで採用されています。FRは素直なハンドリングが特徴で、スポーツカーやセダンに多く見られます。

4WDは、雪道や悪路での走行安定性が高いのが最大のメリットです。

この駆動方式の違いによって、車の走り心地や得意な走行シーンが変わってきます。

ライフスタイル別!自分に合った車のボディタイプの選び方

様々な自動車の種類を理解したところで、次は自分のライフスタイルに最適な一台を見つけるための具体的な選び方を見ていきましょう。

どんなに魅力的な車でも、生活に合っていなければ満足度は下がってしまいます。

普段何人で乗るか、どのような目的で使うことが多いか、維持費はどのくらいかけられるか、といった視点から自分にぴったりの車の型(ボディタイプ)を絞り込んでいきましょう。

乗車人数や荷物の量で考える

車選びでまず考えたいのが、普段何人で乗るか、そしてどのくらいの荷物を積むかです。

主に1〜2人で乗ることが多いなら、コンパクトなハッチバックや軽自動車、趣味性を重視するならクーペも選択肢に入ります。


家族4人での利用が中心なら、セダンやSUVが快適でしょう。


5人以上で乗る機会があったり、小さなお子様がいたりする場合は、3列シートを備えたミニバンが最適です。

また、キャンプやアウトドアスポーツなどで大きな荷物を積むことが多いなら、ステーションワゴンやSUV、ミニバンといった積載能力の高い車種が活躍します。


乗車人数と積載量を基準に考えると、候補を絞りやすくなります。

主な利用目的(通勤・レジャーなど)に合わせて選ぶ

車をどのような目的で使うかが、ボディタイプ選びの重要な判断基準となります。

毎日の通勤や買い物といった街乗りがメインであれば、小回りが利き、燃費の良い軽自動車やハッチバックが便利です。

週末にキャンプやスキーなどのアウトドアレジャーへ出かけることが多いなら、悪路走破性が高く荷物もたくさん積めるSUVが適しています。

高速道路を使って長距離を移動する機会が多い場合は、走行安定性に優れ、運転時の疲労が少ないセダンやステーションワゴンがおすすめです。

自分の主な利用シーンを具体的にイメージすることで、最適な車種が見えてきます。

燃費や税金など維持費を重視して決める

車を所有するには、車両本体価格だけでなく、ガソリン代、税金、保険料、駐車場代などの維持費がかかります。
維持費をできるだけ抑えたい場合は、軽自動車が最も有力な選択肢です。


軽は普通車に比べて自動車税や重量税が安く設定されています。
普通車の中で選ぶなら、燃費性能に優れたハイブリッド車やコンパクトなハッチバックがおすすめです。

一般的に、車体が大きく、エンジン排気量が大きい車ほど燃費が悪くなり、税金も高くなる傾向があります。


ボディタイプごとの燃費や税金の違いを比較検討し、自分の予算に合った車を選ぶことが、無理のないカーライフを送るために重要です。

まとめ

自動車には、セダンやミニバン、SUVといったボディタイプの違いだけでなく、エンジンや駆動方式にも様々な種類があります。


それぞれの形状や仕組みには異なる特徴やメリット・デメリットが存在するため、一つの側面だけで判断するのは困難です。


自分にとって最適な一台を選ぶためには、まずこれらの基本的な知識を身につけることが第一歩となります。
その上で、普段の乗車人数、主な利用目的、維持費を含めた予算など、自身のライフスタイルや価値観を明確にすることが求められます。


本記事で紹介した情報を参考に、多角的な視点からじっくりと比較検討し、自分に合った自動車を探してみてください。

ディープラスでは、来店前でも「仮審査」を受けることができます。審査結果が出た後でも、車種やプランの検討や、購入する場合との比較も可能なので、まずは気軽に試してみましょう!

この記事の監修者

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ディープラス編集部
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