中古車リースでミニバンを選ぶコツは?選び方や費用をご紹介!
車のリースとは、カーリ―ス会社に月額料金を支払って車を借りられるサービスです。
中古車リースでは、カーリース会社にある在庫の中から車を選ぶため、車種はカーリース会社によりますが、中でもサイズや性能が豊富にあるミニバンが人気を集めています。
そこで本記事では、中古車リースでミニバンを選ぶコツや費用などをご紹介します。
中古車リースでミニバンの契約を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
中古車リースでミニバンを選ぶコツ
ミニバンといっても種類が豊富にあるため、どれを選べばいいのか迷ってしまう方もいるでしょう。
中古車リースでミニバンを選ぶコツは、以下のとおりです。
- 自分に合ったサイズを選ぶ
- シートアレンジや荷室を確認する
- 燃費性能を確認する
- 装備を確認する
ミニバンの概要やそれぞれのコツについて解説します。
ミニバンはどんな車?
ミニバンとはボンネットが短く、3列シートで多くの人数を乗車できる車です。
バンとは元々荷物を運ぶための商用車を指す言葉で、ミニバンも車内空間が広いため、荷物を多く積めます。
名前にミニという言葉が付いているのは、全長5m異常、全幅2m異常のフルサイズのボディを持つバンがアメリカではスタンダードで、それと比較してコンパクトなサイズものがコンパクトなものから大型のものまで、車種の大きさはさまざまです。
自分に合ったサイズを選ぶ
ミニバンは大きく分けてSS、S、M、L、LLの5つのサイズがあります。
SSサイズは最もコンパクトなサイズで小回りがきくため、運転のしやすさを重視する方におすすめです。
SSサイズの代表的なミニバンには、トヨタ シエンタやホンダ フリードがあります。
SサイズはSサイズよりも少し大きく、スライドドア以外にヒンジタイプのドアも選択可能です。
低重心で安定した走りと荷室の広さが特徴で、ファミリーカーとしてもよく利用されています。
Sサイズの代表的なミニバンは、ホンダ ジェイドやトヨタ ウィッシュです。
Mサイズはミニバンの中で最も需要の高いサイズで、街中も運転しやすい大きすぎないサイズと車内空間の広さとのバランスの良さから人気を集めています。
Mサイズの代表的なミニバンは、トヨタ ノアやホンダのステップワゴンです。
Lサイズは3ナンバーで全高が低いため、車内空間が狭くなる一方で、走行安定性が高く、高級ミニバンに分類されます。
Lサイズの代表的なミニバンは、日産 エルグランドやホンダ オデッセイです。
LLサイズはミニバンの中で最も大きく、居住性の高いモデルです。
豪華な内装で、車内空間にも十分なゆとりがあるため、大人数の長距離移動でも快適に過ごせるでしょう。
LLサイズの代表的なミニバンは、トヨタ アルファードやヴェルファイアです。
サイズが異なるだけで、室内空間はもちろん高級感も変わるため、家族構成や自分の好みに合わせて選ぶと良いでしょう。
シートアレンジや荷室を確認する
ミニバンを選ぶ際にはサイズだけでなく、シートアレンジの可否や荷室の広さも確認しておきましょう。
全体の大きさはサイズごとにある程度決まっていますが、車種によってシートアレンジの可否は異なります。
たとえば、2列目と3列目をフルフラットにして車中泊もできる車種もあれば、3列目を跳ね上げて荷室を広くすることのできる車種もあります。
自分がどのようなシーンでよく利用するのかを想定して、自分のライフスタイルに合った車種を選ぶことが大切です。
燃費性能を確認する
ミニバンにはハイブリッド車もあれば、ガソリン車もあります。
ハイブリッドであるか、ガソリン車であるかによって、ガソリン代は大きく異なるでしょう。
たとえば、トヨタ ノアを例に挙げて比較してみると、X 2WDの場合、ガソリンWLTCモード15.1km/L、ハイブリッドで23.4km/Lと7,3km/Lもの差があります。
ただし、ハイブリッド車はガソリン車よりも車両本体価格が高額になるため、どちらが自分に合っているのか考えて選びましょう。
装備を確認する
車の装備品は後付けできるものもあれば、それでないものもあります。
たとえば、ETC車載機やドリンクホルダー、シガーソケット、カーナビなどは後からでも付けることができますが、自動ブレーキやサンルーフなどのメーカーオプションは製造工程で取り付けられているため、後から付けることができません。
そのため、後付けできないような装備を希望する場合には、あらかじめ装着されているかを確認しておきましょう。
中古車リースでおすすめなミニバン
ミニバンは種類が豊富にありますが、中古車リースでおすすめなミニバンは以下の8つです。
- トヨタのアルファード/ヴェルファイア
- トヨタのヴォクシー/ノア
- 日産のセレナ
- トヨタのシエンタ
- ホンダのフリード
- スズキのランディ
それぞれのミニバンの特徴について解説します。
トヨタのアルファード/ヴェルファイア
トヨタのアルファードやヴェルファイアは、高級ミニバンでも代表的な車です。
どちらもトヨタから発売されているLLサイズのミニバンですが、アルファードは高級感をコンセプトにしているのに対し、ヴェルファイアはダイナミックさをコンセプトとしています。
どちらもファミリーカーとして人気を集めており、車内空間が広いため、長距離の移動でも快適に過ごせるでしょう。
トヨタのヴォクシー/ノア
トヨタ ヴォクシーとノアは、Mサイズミニバンの中でも特に販売台数の多い車です。
どちらもトヨタから販売されているMサイズのミニバンで、ファミリー層によく利用されています。
ヴォクシーはスポーティーでスタイリッシュな外観、ノアはシンプルでスタンダードな外観が特徴です。
どちらも燃費性能は高く、広い荷室、高い走行性能も誇っています。
3列目を跳ね上げて荷室を広くしたり、2列目を前後左右に移動させたりと、豊富なシートアレンジが可能で、さまざなまシーンで活躍するでしょう。
日産のセレナ
日産 セレナはLLサイズのミニバンで、迫力のあるデザインが特徴です。
セレナの一番の魅力は、ガソリンとモーターを融合した電動パワートレインの「e-POWER」でしょう。
ハイブリッド車でありながら、他メーカーのLLサイズよりも車両本体価格を抑えて、電動自動車の走りを楽しむことができます。
2列目、3列目の圧迫感もなく、長距離の移動も快適に楽しめるでしょう。
トヨタのシエンタ
トヨタ シエンタは、5〜7人乗りのSSサイズのミニバンです。
ミニバントップレベルの低燃費といわれており、ファミリーカーとして人気を集めています。
室内高が高いため子供の乗り降りにも便利で、収納スペースも広いため、荷物をたくさん積むことができます。
ミニバンが欲しいけど、経済面で不安だという方におすすめな車種です。
ホンダのフリード
ホンダ フリードは、5〜7人乗りのSSサイズのミニバンです。
落ち着いた内装と、シートの見た目や素材にもこだわったリラックスできる空間が特徴でしょう。
居住性が高い上に、小回りが利くため、ファミリー層に使いやすい車だといえます。
スズキのランディ
スズキ ランディは8人乗りのミニバンで、運転しやすいサイズを維持しながらも、車内空間が広いのが特徴です。
2列目シートを超ロングスライドできる上に、3列目シートにもスライド機構が採用されており、シートアレンジが豊富であるため、さまざまなシーンで活躍するでしょう。
また、折り畳み式のテーブルが装備されていたり、トヨタ ノアでメーカーオプションとなる快適利便アパッケージが標準装備されていたりと、ファミリー層のニーズに合った車だといえます。
中古車リース会社の選び方
中古車リース会社を選ぶ際には、以下の項目を確認しましょう。
- 月額料金
- 取扱車種や台数
- オプション
- 故障補償制度の有無
- 走行距離の制限の有無
それぞれの項目について解説します。
月額料金
月額料金の安さを重視する方が多いかもしれませんが、月額料金は金額だけでなく、内訳も必ず確認しましょう。
月額料金はが安いカーリースは一見魅力的に見えますが、ボーナス払いが必須になっていたり、自賠責保険料などの本来含まれている項目が組み込まれていない可能性があります。
また、走行距離が長い場合は、月額料金も安くなる傾向にありますが、エンジンの劣化や各パーツの消耗が進んでいるため、故障のリスクも高くなってしまうため注意が必要です。
取扱車種や台数
中古車リースは、新車リースと違ってカーリース会社にある在庫の中から車を選ばなければなりません。
カーリース会社によっては限定した車種や軽自動車のみを扱っているところもあるため、取り扱い台数に2,000台以上も差が生じるケースもあります。
取り扱い台数が多い方が同じミニバンであっても、グレードやカラー、オプションの有無なども比較しやすく、予算内で希望の車を見つけられる可能性が高まるでしょう。
オプション
カーリースは通常プランのほかに、オプションプランも用意されていることがあります。
たとえば、契約終了時に車を受け取れるプランや、車検費用や消耗品の交換などのメンテナンス費用を月額料金に組み込めるプランなどがあるでしょう。
オプションをつけることで、車を自分好みに近づけることができ、より快適にミニバンを乗れるでしょう。
故障保証制度の有無
中古車は一般的に新車よりも年式が古く、故障のリスクが高い傾向にあるうえに、メーカー保証の期間が切れていることが多くあります。
契約期間中に故障してしまうリスクが高く、メーカー保証期間を過ぎていると、修理費用がかかってしまいますが、中古車リースの中には故障保証のあるところもあるのです。
中古車リースを契約する際には、独自の故障保証があるか、保障内容はどんなものかをあらかじめ確認しておくと、万一故障したときの負担が変わってくるでしょう。
走行距離の制限の有無
カーリースには、中古車に限らず、通常走行距離に制限が設けられています。
制限を超えてしまうと、超過した分の料金を支払わなければなりません。
カーリース会社によって上限の走行距離は異なりますが、1カ月あたり500~2,000km程度が一般的です。
毎日通勤で長距離運転する方や、よく遠方へ出かける方は、走行距離の制限がないプランまたは走行距離の長いプランを選ぶように注意しましょう。
中古車リースでミニバンを契約した際の費用
ここでは、中古車ミニバンリースの相場や、中古車リースでミニバンを契約した際の費用とローンでミニバンを購入した際にかかる費用を比較していきます。
カーリースとローンを比較
ミニバンに乗りたいと考える方に中には、カーリースにするかローンで購入するか迷う方もいるでしょう。
中古車リースに限らず、カーリースは自賠責保険料、登録手数料などの初期費用が月額料金に含まれていますが、ローンで購入する場合には、初期費用はローンに組み込めないため、ある程度のまとまったお金が必要になります。
最初にまとまった金額を用意できない場合には、カーリースを契約するのが良いでしょう。
また、車両本体価格が200万円のミニバンをリース契約した場合とローンで購入した場合の月額料金を比較してみましょう。
まず、中古車リースの場合は、(200万円+諸経費+金利)÷リースの契約月数=月額料金で算出します。
一方、ローンで購入する場合は、(200万円+金利)÷ローン回数=月々の返済額+諸経費で算出可能です。
諸経費には車検代や自動車税、自動車重量税などが含まれており、中古車リースが月額料金が一定であるのに対し、ローンの購入の場合には車検や税金の支払いの月、年によって月々の出費が変わります。
そのため、中古車リースの方がローンで購入するよりも家計管理はしやすいといえるでしょう。
中古車ミニバンリースの費用
中古車ミニバンリースの費用相場は、契約月数や車両本体価格によって異なりますが、9年払いで月額54,230円程度、7年払いで月額63,690円程度といわれています。
カーリース会社やプランによっても費用は異なるため、よく確認しましょう。
まとめ
中古車リースの中でも、ミニバンはファミリー層から高い人気を集めています。
ミニバンは車種が豊富であり、サイズによって室内空間の広さや内外装の高級感も異なるため、自分のライフスタイルに合わせて選ぶ必要があります。
カーリース会社によって、月額料金の内訳や取り扱い車種、台数、故障保証制度の有無などさまざまな違いがあるため、車種の選択はもちろんのことカーリース会社も慎重に選びましょう。
この記事の監修者
ctn-magazine
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